2018年(平成30年) 12月8日(土)付紙面より
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酒田市の東北公益文科大学(吉村昇学長)で5日夜、キャンパスのイルミネーション点灯がスタートし、青色の輝きが淡く建物を浮かび上がらせ、幻想的な雰囲気を醸し出している。
キャンパス内外のにぎわい創出に向け、吉村学長の発案で2014年冬季から始めたもの。北側入り口の大学名が入った看板周辺からカフェテリアが入る新世紀館までの樹木計9本に計1万5000個の青色発光ダイオード(LED)などを取り付けた。
初日は午後4時半から点灯式。学生、教職員が見守る中、吉村学長が「少しでも酒田の街を明るくするために今年も点灯することにした。市内のより多くの箇所で点灯することで、とかく暗く感じる冬季を明るく感じてほしい」とあいさつ、いずれも2年の平田春香さん(20)、湯本巴瑠季さん(19)と共に点灯スイッチを押した。
輝きに満ちた青色と暖色のまばたきに、学生たちもしばしの間、見上げていた。公益大によると、大学入試センター試験最終日に当たる来年1月20日(日)までの期間中、午後5時から同9時まで夜のキャンパスに彩りを添える。