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2018年(平成30年) 12月27日(木)付紙面より

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3つの機能 複合施設開所 恵泉会シニアサポートともえ

 鶴岡市茅原町の社会福祉法人恵泉会(後藤重好理事長)が、同市茅原の茅原北土地区画整理事業区域内で新築工事を進めていた「恵泉会シニアサポートともえ」の開所式が25日、同施設で行われた。関係者約70人が出席し、養護老人ホームと小規模特別養護老人ホーム、ホームヘルパーセンターの3つの機能が併設された高齢者地域福祉の複合施設の開所を祝った。

 市が設置していた同市友江町の市養護老人ホーム友江荘(定員100人)が建築から50年近く経過し施設の老朽化が進んできたことに加え、入所者の居室が3人部屋で環境の改善が必要になったことから、市が民間活力導入による事業移管を計画。事業を担う社会福祉法人を公募し、茅原町で特別養護老人ホーム永寿荘などを展開する恵泉会が移管先に決まった。恵泉会は2002年度から友江荘の指定管理者となっている。

 新施設は、県立こころの医療センター北隣に完成した。敷地面積7000平方メートルで、建物は鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ床面積約6300平方メートル。1―3階が定員70人の「養護老人ホームともえ」、4階が定員29人の「小規模特別養護老人ホームともえ」で、全室個室(トイレ、洗面台付き)としたほか、1階には視力障害者の施設内移動に配慮した誘導音付きセンサーを廊下の各所に設置した。友江荘から25日に引っ越しを行い、同荘の99人が新施設に入居、入所し、同日から施設利用が始まった。

 1階に「ホームヘルパーセンターともえ」の事務所、食堂などがある。用地費を含めた総事業費は約23億円で、国や県、鶴岡市の補助を受けるほか、友江荘入居者の出身地の三川、庄内、遊佐の各町からの補助も受ける。建設工事は鶴岡建設・佐藤組特定建設工事共同企業体が請け負った。

 開所式には、恵泉会の関係者や県、鶴岡、三川、庄内、遊佐4市町、茅原北土地区画整理組合や地元町内会、工事関係者らが出席。神事に続き、後藤理事長が「高齢者をはじめシニア世代を支援する複合施設として3つの事業を行い、これまで以上に利用される方々が健康で生きがいのある生活を送ることができるよう努めていきたい」と式辞。皆川治鶴岡市長が来賓代表でお祝いの言葉を述べ、後藤理事長と来賓の9人でテープカットを行い新施設の開所を祝った。

後藤理事長らがテープカットし、恵泉会シニアサポートともえの開所を祝った
後藤理事長らがテープカットし、恵泉会シニアサポートともえの開所を祝った



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