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2018年(平成30年) 1月16日(火)付紙面より

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健康願い「冷たくないぞ」

 庄内町千河原の八幡神社(伊藤豊宮司)で14日、小正月の風物詩「やや祭り」が行われた。上半身裸でわらの腰みのを着けた少年たちが冷水を浴び、健康を願った。

 やや祭りは安産の神様を祭る同神社の歳越祭の異称。弥生時代に在位した第15代応神天皇の皇子・大山守命(おおやまもりのみこと)が後継ぎ争いで悪臣に追われ、千河原の妊婦にかくまってもらった際に「私はたとえ死んでも神となりおまえたちの身を守ってやろう。難産のときは私の名を唱えよ」と言い残した伝説が起源とされる。

 祭りの名前の由来は、若者が手にしたわらで互いにたたき合った風習の掛け声が「ヤー、ヤー」だったという説や、子どもを示す京都なまりの「やや」が元など諸説ある。今年は祭りの主役として4歳から小学校5年生までの男子11人と、社名旗持ちとして余目三小5年の渡會優成君(11)が参加した。

 風もなく穏やかな天候となったこの日、祭りが始まる午後1時を前に会場には大勢のアマチュアカメラマンや保護者が詰め掛けた。神社社務所前に設けられた特設舞台では、「けんだい」という腰みのとさらし、白い鉢巻きを身に着け、両手にろうそくを持った上半身裸の少年たちが勢いよく冷水を浴びた。子どもたちは頬を真っ赤にして歯を食いしばって耐えていた。その後、少年たちは集落内を練り歩いて同神社に参拝した。

 酒田市亀ケ崎四丁目の金子陽飛君(6)は「寒かったけど楽しかった。今年はサッカーを頑張る」、余目三小4年の高橋維月君(10)は「今年で5回目で慣れてきた。水は冷たかったが顔をしっかり上げて頑張った」とそれぞれ話していた。

腰みのを着けた上半身裸の少年たちが冷水を浴びて健康を祈った
腰みのを着けた上半身裸の少年たちが冷水を浴びて健康を祈った


2018年(平成30年) 1月16日(火)付紙面より

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躍動感あふれる舞台

 県内外のよさこい団体が出演した「第1回月の山よさこい祭り」が14日、鶴岡市の新文化会館「荘銀タクト鶴岡」で開かれた。鶴岡で初のよさこいに特化した舞台として企画。各団体が息の合った躍動感あふれるステージを披露し、会場が一体となった総踊りなどで盛り上がった。

 このよさこい祭りは、地元の団体「上々連黄金の舞」の結成15周年を記念し、グランドオープンを今春に控えたタクト鶴岡の試験期間利用の第1弾として、有志でつくる実行委員会(和田力実行委員長)が準備を進めてきた。

 この日は2部構成で行われ、庄内の8団体と岩手、秋田、宮城の東北各県からも6団体の合わせて14団体が参加した。オープニングでは東北・北海道YOSAKOI旗振り連合勇姿会による大きいもので20畳ほどの広さの旗振りで威勢よくスタート。出演団体のメンバー全員もステージに上がり、同じ振り付けで踊る総踊りでにぎやかに幕を開けた。

 1、2部とも各団体が日頃の練習の成果を発揮し、オリジナル曲やよさこいナンバーに合わせて、切れのある踊りを披露。客席も手拍子を打つなど一緒に参加し、楽しんでいた。

参加団体のメンバー全員がステージに上がり、同じ振り付けで踊る総踊りで幕開け
参加団体のメンバー全員がステージに上がり、同じ振り付けで踊る総踊りで幕開け



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