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2018年(平成30年) 2月9日(金)付紙面より

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鶴岡市街地路線バス一部区間 学生運賃100円に

 庄内交通は15日から、鶴岡市の市街地を走る路線バスの一部区間で、中学生から大学生までの運賃を一律100円とするサービスを開始する。学生証を提示すれば、対象区間内をいつでも100円で乗車できるもので、学生を対象に格安運賃を設定した取り組みは全国的にも珍しく、東北では初めての導入という。

 降車時に顔写真付きの学生証を提示すれは、平日も休日も100円で利用できる。対象区間は市内回り4路線の全区間に加え、酒田線や湯野浜線、温海線、羽黒線、落合線、中央高校行きなどの路線の一部区間。

 市によると、鶴岡・田川地区の高校、高専の学生を対象にした調査では、登下校時にバスを利用する生徒・学生の割合は5%ほど。家族の送迎で通学する高校生もいて、バス利用は伸びないという。

 人口減少に伴い路線バスの利用者が減少傾向にある中、庄内交通は学校の授業でバスの乗り方教室を行うなど路線維持に向けたさまざまな取り組みを進めている。今回の「学生100円バス」の新サービス導入で若年層の利用を掘り起こし、新たな利用者の開拓につなげる。市や庄内交通では、市街地の高校の登下校時の家族送迎車による渋滞緩和や家族負担の軽減にも効果があるとみている。

 庄内交通バス課は「天気の悪い日や荷物が重い日、試験勉強で眠い日などはゆっくりとバスに乗って通学してみてほしい。通学や校外活動以外にも、休日に出掛ける際にも気軽に路線バスを利用してもらえれば」と話している。

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2018年(平成30年) 2月9日(金)付紙面より

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酒田市と深い交流沖縄県今帰仁村 児童来庄スキー体験楽しむ

 酒田市と長年交流している沖縄県今帰仁(なきじん)村の児童たちが、7日から3泊4日の日程で庄内地方を訪れている。8日は鶴岡市の羽黒山スキー場でスキーを体験し、雪国の遊びを楽しんだ。

 酒田市と今帰仁村の交流は1978年にスタート。両市村の小学生が交互に訪問し合う交流事業「ふれあい少年の翼」を長年続けており、同村からの訪問は今回で28回目。昨年12月には同市の小学生5、6年生32人が沖縄を訪れて今帰仁村の小学生と交流するなどして見聞を広めた。

 今回は、村立今帰仁小学校(玉城洋之校長)の6年生35人と引率者9人が訪問。7日夕方に庄内空港に到着後、酒田市内に宿泊。翌8日は同市のスキークラブ・酒田遊雪会(白畑裕一会長)の指導で羽黒山スキー場を会場に丸一日、スキー教室が行われた。

 スキー教室では準備体操から始まり、スキー用具の着脱、坂の上り方や滑り、転び方など基本的な動作を学んだ。この日のゲレンデはパウダースノーで青空ものぞき、絶好のコンディション。今回訪れた児童は雪を見るのも初めての子がほとんどで、「真っ白できれい」と感激していた。慣れないスキー板の扱いに苦戦しながらも、笑顔で楽しんでいた。

 澤岻(たくし)光亮君(12)は「スキー場がほんとに一面白くてびっくり。訪問でスキーが一番楽しみだったので、今日は上の方から思いっ切り滑りたい」と話していた。

 一行は9日に酒田市立広野小での交流や山居倉庫を見学して同市内で民泊。10日に帰途に就く。

スキーを楽しむ今帰仁村の児童たち
スキーを楽しむ今帰仁村の児童たち



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