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2018年(平成30年) 7月14日(土)付紙面より

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旬の甘いメロンに大喜び

 鶴岡市内の小・中学校で12日、同市特産のメロンが給食で提供され、旬を迎えた甘いメロンに子どもたちが舌鼓を打った。

 市内の小中学校に給食を供給する市学校給食センターが、子どもたちに地元特産のおいしいメロンを味わってもらいながら地産地消推進や地場産食材の利用拡大を図ろうと毎年実施している。

 この日は同センター東棟の管轄となる朝暘三、朝暘四、朝暘六、黄金、京田、上郷、豊浦、湯野浜、西郷の9小学校と鶴岡二、鶴岡四、鶴岡五、豊浦の4中学校を対象に同市西郷地区で栽培された赤肉系の「鶴姫レッド」計500玉、約4000人分が提供された。藤島ふれあい食センターも同日行われたほか、18日までに他の給食センターでも提供する。

 このうち湯野浜小学校(宮島昭子校長、児童124人)では、JA鶴岡園芸部園芸特産課営農指導主任の黒坂新也さんが、5年生の教室で児童たちに「今日のメロンは西郷で育てられた。西郷では約130ヘクタールでメロンを作っていて、250万個のメロンが出荷される。選果場には直売所もあるのでぜひ足を運んで」とあいさつした。

 8分の1カットにされた鶴姫レッドを頬張った子どもたちは「甘い」「おいしい」と歓声を上げて味わっていた。今野咲君(10)は「食べ応えがあって、さっぱりした甘さでおいしかった」、渋谷海聖君(10)は「世界一おいしい」とそれぞれ笑顔で話していた。

メロンにかぶりつき、甘さににっこりする湯野浜小の児童たち
メロンにかぶりつき、甘さににっこりする湯野浜小の児童たち


2018年(平成30年) 7月14日(土)付紙面より

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「酒田南おもてなし隊」発足

 今年10月1日(月)にスタートする観光キャンペーン「新潟県・庄内エリア プレデスティネーションキャンペーン(プレDC)」と来年の本番、2020年のアフターDCに向け、各種イベントをJRなどと共同企画することで庄内地域を盛り上げていこうと、酒田南高校(酒田市、中原浩子校長)の生徒有志が「酒田南おもてなし隊」を結成した。14年の山形DCの際に誕生した東北公益文科大学「酒田おもてなし隊」の高校生版。生徒たちは「高校生ならではの知恵を出し、多くの人と連携して酒田、庄内を活性化させたい」などと意気込んでいる。

 観光に興味を持つ公益大生が14年4月、「酒田おもてなし隊」を結成。同6―9月の山形DC期間中、授業やアルバイトの合間を縫って酒田駅に集まり、「よぐ来たのぉ庄内さ」「まだ来いのぉ庄内さ」と書かれた横断幕を掲げ乗客の歓迎・見送りを行ったほか、庄内地域の良さを紹介する「スマイルプロジェクト」と銘打ったビデオを制作・上映するなどの活動を展開、観光客に酒田、庄内地域の魅力を伝えた。より進化しながら活動は現在も継続、酒田の活性化にひと役買っている。

 公益大おもてなし隊「生みの親」の1人で、現在も大隊長を務めているのが酒田南高の中原校長。「高校生版」は長く温めてきた企画で、今春の校長就任で実現した。同校は庄内地域で唯一、調理師養成の家庭科食育調理コースを設置しており、「新潟・庄内DC」のメーンテーマ「日本海美食旅(ガストロノミー)」、庄内エリアのサブテーマ「おいしい食の都庄内」にうってつけ。メンバーは生徒会、同コースを中心に1―3年生の男女計11人で、部・クラブ活動といった特別活動ではなく、教育活動の一環という位置付けにしているのが特徴。

 12日に同市のル・ポットフーで行われた「新潟・庄内プレDC」キックオフ会議の席上、結成を報告。時田康弘JR酒田駅長、中原校長、甲田勇希公益大おもてなし隊長(3年)らから激励を受けた酒田南おもてなし隊メンバーは自己紹介を兼ね、「酒田の良いところをたくさん知り、観光客に伝えたい」「食という切り口で多くの人と交流を深めたい」などと抱負を語った。

 酒田南おもてなし隊は今後、酒田駅、公益大おもてなし隊などと打ち合わせを重ね、プレDC開幕に備える。

 時田駅長は「新しい力が加わった。みんなで力を合わせてプレDC、本番、アフターDCと20年までの間、さまざまなことに取り組んでいきたい」、中原校長は「観光を切り口にした教育はその効果が高い。自らがデスティネーション(目的地)になれるよう頑張ってほしい。ゆくゆくは中学生にもおもてなし隊の輪を広げたい」と話した。酒田南おもてなし隊メンバーは早速、今月17日(火)の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」寄港時にガイドなどの活動を展開する予定。

キックオフ会議出席者と共に記念写真に納まる酒田南おもてなし隊メンバー
キックオフ会議出席者と共に記念写真に納まる酒田南おもてなし隊メンバー



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