2019年(平成31年) 1月16日(水)付紙面より
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スケートリンクを長靴で走り回る「長靴アイスホッケー大会」(鶴岡市体育協会主催)の開幕(15日)を前に12日、ルール講習会が、鶴岡市の小真木原スケート場で開かれた。新規参加者増に向けた今回初めての取り組みで、ルールを再確認した。
長靴アイスホッケーは1978年に北海道釧路町で誕生、その後東北各地や関東圏などにも競技が広がり、全国大会も開かれている。1チーム8人構成で、選手が履くのはゴム底長靴に限り、テニスボール大のゴムボールを使用。
鶴岡市では冬のレクリエーションスポーツとして91年から大会を開始、県内唯一のリーグ戦を続けている。職場や知人でつくるチームが例年1月中旬から2月下旬ごろまでの約1カ月半、週1、2回の頻度で午後7時半ごろからスケート場に集まり、氷上の熱戦を展開。滑りやすい足元と格闘しながら盛り上がっている。
今シーズンは昨年から1チーム増えて、計6チームがエントリー。市職員らでつくるチームがベテランと若手に分かれて出場する形を取った。
この日のルール講習会は、任意団体の秋田県ながぐつホッケー連盟から事務局の佐川和幸さん(41)と、審判長の齋藤高識さん(36)が講師として訪問。初出場者やチーム代表者など約20人が参加し、試合運びから、競技の安全性を確保するためのルールの解釈なども学んだ。参加者は、日頃の疑問点やキーパーチャージなどの際どい判定などについて質問。「ためになった」などと話していた。