2019年(平成31年) 2月20日(水)付紙面より
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鶴岡市熊出の日帰り温泉施設「かたくり温泉ぼんぼ」で16日、雪ランタンまつりが開かれた。大勢の来客でにぎわい、手作り雪灯籠やランタンに火をともして楽しんだ。
ぼんぼの管理運営組合(渡部嚴理事長)が朝日地域を盛り上げようと昨年の初開催に続いて企画。地元ボランティアらの協力で、ぼんぼ周辺にかまくらや雪灯籠などを準備しておいた。
当日はミニ雪灯籠を午後3時すぎから作り始め、午後5時すぎ、600個のキャンドルに一斉点灯。開会セレモニーでは渡部理事長が「幸せを互いにつかみ、広げていこう」とあいさつ。ほら貝の音や朝日祥雲御山太鼓の演奏がオープニングを飾った。俳句大会も行われた。
40代の夫婦は「市内から週1回は来る。ここは湯冷めしないのがいい。継続してくれて良かった」と話していた。
ぼんぼは、地元住民を中心とする管理運営組合を新たに立ち上げて2017年春に再スタート。本年度1月末までの入浴者数は5万3671人で、前年度同期比で12・6%増加している。