2019年(平成31年) 3月13日(水)付紙面より
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姉妹都市盟約を結ぶ米国ニュージャージー州ニューブランズウィック(NB)市に派遣される鶴岡市の中学生親善訪問団のメンバーが11日、市役所を訪れ、皆川治市長に意気込みを語った。
両市は元庄内藩士・高木三郎がNB市にあるラトガース大で学んだことを縁に1960(昭和35)年に姉妹都市盟約を締結。民間レベルを含め交流を深めている。中学生の派遣は1994年に始まり、今回が8年ぶり11回目。市教育委員会の募集に応じ面接などで選考された鶴岡一中2年の渡邉柚さん(13)、鶴岡二中2年の後藤由樹君(14)と富樫永理奈さん(14)、1年の今間陽南乃さん(13)、鶴岡五中1年の吉田壮一郎君(13)、羽黒中2年の長南沙羅さん(14)の6人と団長の尾形圭一郎市教委学校教育課長、引率教諭2人の計9人が、今月23日から29日まで米国を訪れる。
出発の報告で尾形団長は「みんなにとって貴重な経験になる。両市の未来に向け絆を深めてきたい」とあいさつ。派遣される生徒たちは「ホームステイで米国の文化や生活を体験したい」「NB市の皆さんに鶴岡の良さを伝えたい」「自分の英語がどれだけ通じるか試したい」など抱負を語った。
皆川市長は「これからの励みになるようチャンスを生かし、しっかり学んで交流してきてほしい。楽しみながら鶴岡の代表として頑張ってきて」と激励した。親善訪問団はNB市の家庭にホームステイしながら、日本の中学校に当たるミドルスクールでの一日体験入学、ジェームズ・ケイヒル市長への表敬訪問、図書館見学、ニューヨーク市内で国連本部や自由の女神像の見学などを予定している。