2019年(平成31年) 3月16日(土)付紙面より
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鶴岡市や三川町、庄内町の多くの中学校で15日、卒業証書授与式が行われ、卒業生が希望を胸に学びやを巣立った。
鶴岡市立鶴岡第三中学校(岡崎津校長、生徒580人)では新校舎の体育館で第47回卒業証書授与式が行われ、201人(男子94人、女子107人)が卒業を迎えた。岡崎校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「学習に向かう誠実な姿、活動にいつも笑顔で前向きに取り組む姿、リーダーシップを発揮した頼もしい姿の3つの姿が特に素晴らしく、三中の新たな歴史の一ページを飾ってくれた。共に学んだ友達との絆、家族の愛情を胸に大きく羽ばたいて」と式辞を述べた。
在校生を代表して齋藤翔太さん(2年)が「私たちを導いてくださり本当にありがとうございました。先輩方が積み上げてくれた伝統をより発展させて地域に誇れる三中をつくっていきます」と卒業生へ別れのことばを贈った。卒業生を代表して小林竜徳さんと匹田葉月さんがスポーツフェスティバルや合唱祭、部活動、新風を掲げて取り組んだ生徒会活動などの思い出を挙げ、「良い伝統であるあいさつや合唱をこれまで以上に良いものにしてくれると期待しています。今まで学んできた大きな力を手に、三中の卒業生であることを誇りに新しい世界へ大きく羽ばたいていきます」と力強く語り、卒業生は合唱「大地讃頌」と「名づけられた葉」の歌声に希望や感謝の思いを乗せた。
最後に全校が心一つに「旅立ちの日に」のハーモニーを響かせた。