2019年(平成31年) 3月19日(火)付紙面より
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「春灯(とも)し―酒田雛(ひな)街道」=4月3日(水)まで=の関連イベントとして16日昼、酒田市中町一丁目のさかた街なかキャンパスで高校生による「ひなまつり茶会」が開かれ、酒田西、酒田南両校茶道部員のたてたお茶を市民や観光客が味わった。
「―雛街道」に合わせて同市の中通り商店街振興組合(菅野弘幸理事長)が毎年、美しいひな人形の数々とお茶を同時に楽しんでもらおうと、市内各校の茶道部の協力で開催している茶会。この日は両校の部員計11人が参加した。
周囲に展示された酒田南高美術部による作品、飽海地区高校文化連盟茶道専門部長を務める齋藤善明和順館高校長(天真林昌学園理事長)の筆による短冊「和顔愛語」、梅の花が華やいだ雰囲気を醸し出す中、立礼でおもてなし。午前11時のスタートとともに大勢の市民が訪れた。
日頃の練習成果を披露した部員たちの心のこもったもてなしに訪ずれた人たちは笑顔を浮かべていた。佐藤乙華酒田南部長(2年)は「これからも心を込め、もてなしたい」、高橋翔月酒田西部長(同)は「1年生にとって初めての茶会。全員が頑張っていた」とそれぞれ話した。