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2019年(平成31年) 4月23日(火)付紙面より

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真島サウンド響き渡る

 2016年4月に67歳で亡くなった、鶴岡市出身で日本を代表する吹奏楽の作曲・編曲家の真島俊夫さんをしのび、音楽関係者が真島さんの作品を演奏するメモリアルコンサートが、命日の21日(日)、同市の荘銀タクト鶴岡(市文化会館)で開かれた。真島さんと交流のあった音楽関係者も全国各地から参加し、地元の奏者とともに100人を超える大バンドで、真島さん編曲の人気楽曲「宝島」を演奏した。

 フランス語で「生まれた場所の」という意味の「natal(ナタル)」の副題を付けたメモリアルコンサートは、真島さんの生誕70周年記念として、地元関係者が実行委員会(成澤孝夫代表)をつくり企画した。

 鶴岡東高吹奏楽部、中学校吹奏楽界で高い評価を受ける秋田市立山王中吹奏楽部、音楽関係者でつくる真島俊夫メモリアルウインドオーケストラが出演。スペシャルゲストでサクソホン奏者の田中靖人さん、真島さんの音楽仲間の天野正道さん、明光院正人さん、星出尚志さん、真島夫人の匡子さんらも出演。約2時間にわたって真島さん作曲、編曲の数々の作品を演奏。

 グランドフィナーレの「宝島」の演奏では、100人を超える奏者でステージが埋め尽くされ、ステージに上がれない来場者も持参した楽器を手に客席で一緒に演奏。大バンドによる軽快な「真島サウンド」が会場いっぱいに響き、笑顔で楽しそうに演奏する人々に来場者も大きな手拍子で応え、感動のコンサートを締めくくった。

 スペシャルゲストの田中さんは「ずっと参加したかったメモリアルコンサート。3回目の命日に、真島さんの故郷の鶴岡で演奏でき幸せ」。山王中の生徒たちは「出演できてうれしい」、真島さんとゆかりのある音楽関係者たちは「真島さんの作品はどれも、吹いていると楽しくなる」「この日に向けた練習さえも楽しかった」など真島さんへの思いをそれぞれ語っていた。

荘銀タクト鶴岡のステージを埋め尽くす大バンドで多くの人に親しまれている「宝島」を演奏。命日に故郷で「真島サウンド」をささげた
荘銀タクト鶴岡のステージを埋め尽くす大バンドで多くの人に親しまれている「宝島」を演奏。命日に故郷で「真島サウンド」をささげた



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