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2019年(令和1年) 5月17日(金)付紙面より

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つや姫 日本一のブランド米へ

 県産ブランド米「つや姫」のデビュー10周年を記念した田植えイベントが15日、庄内町余目で行われ、吉村美栄子知事や地元小学生らがつや姫の苗を手植えし、日本一のブランド米へさらなる躍進を願った。

 吉村知事をはじめ主催する山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部やJA関係者、つや姫と同い年“10歳”になる余目三小4年生40人、つや姫レディらが参加。吉村知事が「優れた技術と深い愛情を持って生産していただき、全国トップクラスのブランド米になった」と感謝を述べ、「作って喜ばれ、販売して喜ばれ、食べて喜ばれる三拍子そろった世界に誇れる米。皆さんと共に令和の時代にもしっかりとつないでいきたい」とあいさつした。続いて余目三小の松浦嶺桜君(10)と渡會乃彩さん(9)が「私たちも今年10歳、おいしいつや姫もデビュー10年、おめでとうございます」と宣言し、田植えに臨んだ。

 つや姫命名ポスターのモデルとなった高梨是男さん(72)と妻の元子さん(72)夫妻のほ場で田植えが行われた。青空の下、もんぺ姿の吉村知事やつや姫レディ、素足になった児童たちがつや姫の苗を一緒に手植えし、歓声と笑顔が広がった。渡邉愛心さん(9)は「つや姫大好き。おいしく育ってもらいたい。知事の隣で田植えができてうれしかった」と話していた。

 デビュー前からつや姫の生産に携わってきた高梨さんは「稲丈が低く育てやすいし、冷めてもおいしく、粒も良くて白い。食味も価格もいずれ日本一になる米」と10年を振り返り、今後への期待を語った。

 県によると、県内のつや姫の本年産は、作付面積9500ヘクタール(前年産9300ヘクタール)、収量5万1000トンを見込んでいる。

吉村知事や余目三小児童、生産者らが「つや姫」デビュー10周年記念の田植えを一緒に楽しんだ
吉村知事や余目三小児童、生産者らが「つや姫」デビュー10周年記念の田植えを一緒に楽しんだ


2019年(令和1年) 5月17日(金)付紙面より

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荘銀タクト鶴岡「アウトリーチ」事業 ホール外にアーティストを派遣

 鶴岡市の荘銀タクト鶴岡(市文化会館)は今秋、芸術文化に触れる機会を増やすため、ホール外にアーティストを派遣して活動を行う「アウトリーチ」事業を実施する。同会館としては初の試みとなり、今月7日には講師を担うダンスカンパニーの2人が同会館を訪れ、訪問先となる市内の小学校の教員らに自由でスタイルの決まっていないコンテンポラリーダンスの基本と楽しさを伝えた。

 同会館は自主事業として、地域の文化・芸術活動を担う人材育成や、公立文化施設の活性化を図るための各種支援事業を実施する一般財団法人地域創造(東京)の共催で、公共ホール現代ダンス活性化事業を行う。9月5―6日に同市の櫛引西、渡前、広瀬の3小学校に講師を派遣するほか、同月7日には幼児や小学校低学年、保護者を対象にしたワークショップも行う。

 講師は関西を拠点に国内外で幅広く活動する「セレノグラフィカ」の隅地茉歩さん、阿比留修二さんの2人。これまで400を超える教育機関でアウトリーチを行い、2005年には「次世代を担う振付家賞(グランプリ)」を受賞している。

 7日に小ホールで行われたダンス体験には、訪問先の小学校教員と同会館職員ら計10人が参加。相手の人さし指に自分の人さし指を突き合わせて付いていく動きや、相手からゆったりとした動作で離れてまた触れる2人一組の動きなどを体験。最後は軽快な音楽に合わせて踊りながら、途中で踊る人数を変えるダンスなどを学んだ。

 参加者からは「初めは恥ずかしかったが、動きだすと感じなくなり、子どもたちならもっと自由に表現できそう」「フリーダンスは難しそうに思ったが、やってみると楽しい」などの感想があった。9月に講師が訪れる渡前小教員の榎本貴丸さんは「講師2人の指導もあって、とても取り組みやすかった。仲の良い悪いといった垣根を越え、いろんな人同士がつながるイメージが持てた。子どもたちからも楽しんでもらえると思う」と話していた。

講師が派遣される小学校の教員や荘銀タクト鶴岡の職員が体験したダンス=7日、荘銀タクト鶴岡小ホール
講師が派遣される小学校の教員や荘銀タクト鶴岡の職員が体験したダンス=7日、荘銀タクト鶴岡小ホール



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