2019年(令和1年) 6月4日(火)付紙面より
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「ゴスペルで元気を」を、酒田、庄内から東北、全国、全世界に向けて広く発信する「東北ゴスペルフェスタ2019」が1日、酒田市の希望ホールで開かれ、ゴスペルの本場・米国で「ゴスペル・クイーン」と称される実力派シンガーのタミー・ハリスさんはじめ出演者たちが心を揺さぶる歌声を館内に響かせた。
ゴスペルミュージックによる心の活性化を図る同フェスタは2017年にスタート。3回目の今年は実行委員会(委員長・高橋富三酒田キリスト教会牧師)を組織して酒田で初めて開催した。
米国ケンタッキー州レキシントンにある教会「イマニ・バプティスト・チャーチ」でリードシンガーを務めるタミーさんは、ドラムにタミーさんを支え続けているビル・ローリングスさん、コーラスに日本のゴスペル界をリードするJAYE公山さんらを迎え、迫力ある歌声を披露。館内は手拍子で包まれた。
さまざまなアーティストにコーラスなどで参加するZOOCOさん、山形・宮城・福島・秋田各県の若者が11年に結成した賛美チーム「Elul Worship Ministries」などがそれぞれ発表。最後は出演者全員で名曲「Oh Happy Days」を会場に響かせた。幕あいには、実行委員長を務めた高橋牧師が「ゴスペルで新しいいのちを」をテーマにメッセージを送った。