2019年(令和1年) 6月19日(水)付紙面より
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県教育委員会は7月1日(月)から8日(月)にかけ、庄内中高一貫校(仮称)設置を含む田川地区の県立高校再編整備計画(第2次計画)について、児童生徒の保護者や地域住民などを対象とする説明会を庄内5市町で開く。鶴岡南、鶴岡北の両校を統合し県立中学校を新設する中高一貫校について県教委は、同整備計画で「2024年度以降、できるだけ早い時期に開校」としており、他の再編計画とともに地域への説明会とする。
第2次計画は今年3月に策定された。計画の中で庄内中高一貫校は高校が普通科6学級、理数科1学級の1学年計7学級で、中学校は1学年2―3学級、学区は県内一円とし、鶴岡南、鶴岡北の校舎を活用。開校年度は、「ハード・ソフト両面に関するさまざまな条件を精査し、あらためて示す」とした。
また同計画には庄内総合に鶴岡南通信制と鶴岡工業定時制を統合し、22年度から庄内総合への昼間定時制と通信制の新設、鶴岡中央と加茂水産、庄内農業の統合も盛り込まれている。
中高一貫校については、来年度までに県教委が教育基本計画を策定し、20年度に開校整備委員会、23年度に開校準備委員会を設置予定。今回の説明会では、こうしたスケジュールを含め、現段階の「目指す学校像」や教育の特色などを未就学児や児童生徒の保護者らに説明する。
説明会はいずれも午後7時から1時間半の予定で、▽7月1日(月)、鶴岡市第三学区コミュニティセンター▽2日(火)、酒田市総合文化センター▽4日(木)、三川町立公民館▽5日(金)、遊佐町生涯学習センター▽8日(月)、庄内町響ホール―でそれぞれ開催する。事前申し込み不要で、在住地域に限らずどの会場でも参加可能。説明会に関する問い合わせは、県高校改革推進室=電023(630)2493=へ。