2019年(令和1年) 7月2日(火)付紙面より
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庄内開発協議会(会長・皆川治鶴岡市長)は29日、全国道路利用者会議会長の古賀誠自民党宏池会名誉会長に、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)などの整備促進を求める要望書を手渡した。
全国道路利用者会議は1949(昭和24)年設立。全国の自治体や道路、建設、自動車、バス、トラックなど運輸、物流に関する幅広い業者、団体で組織し、各地の道路整備の促進に向けた活動を積極的に展開している。国の高規格道路をはじめとする道路政策や建設推進に大きな影響力を持つ組織として知られている。
酒田市のガーデンパレスみずほで要望会が行われ、庄内開発協の新田嘉一最高顧問や会長、副会長を務める庄内5市町の首長、商工会議所、商工会の代表者らと加藤鮎子衆院議員(山形3区)が出席。会長の皆川市長が要望書を手渡し、新田最高顧問が「何年たっても高速道路がつながらない。古賀先生の力添えを」とあいさつし、加藤氏、皆川市長、副会長の丸山至酒田市長が高速道路ネットワーク化の重要性を訴えた。
要望書には日沿道の新潟、秋田両県境区間の建設促進による早期の全線開通に加え、地域高規格道路新庄酒田道路の建設促進、東北横断自動車道酒田線(山形自動車道)月山―湯殿山間の早期事業化を盛り込んだ。
自民党幹事長、党道路調査会長も務めた古賀会長は「道路は命を守る道であり、ふるさと創生の基本。故加藤紘一先生から背中を押され、夢であり目標だった党道路調査会長に就任した。日沿道は加藤先生が最初に陳情された道路でもあり、私が全国道路利用者会議の会長の間に、皆さんに喜んでもらえるようつないでいけたらいいと思っている。要望に対して頑張らせていただくことを誓う。皆さんの支援と指導をお願いしたい」と話した。
2019年(令和1年) 7月2日(火)付紙面より
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8カ国から15歳以下の選手を鶴岡に招待して初開催した国際大会「世界バドミントンU15庄内国際招待2019」は30日、鶴岡市小真木原総合体育館で順位を決めるトーナメント戦を行い、2日間にわたる熱戦で3位までに入った選手を表彰し、閉幕した。
大会には強豪国のデンマーク、フランス、ドイツ、カナダ、アメリカ、インドネシア、マレーシア、タイの8カ国と、国内代表と県内、地元鶴岡の代表の男女16人ずつが出場。29日に予選リーグを行った。30日の順位トーナメント戦にも大勢の地元小中学生らが応援に駆け付け、男女の各決勝戦では双方の選手の名前を叫びながら大応援を繰り広げ、選手たちを後押しした。結果は男子がマレーシア代表のムハマド・ファズリ・モハマド・ラジフ選手、女子はタイ代表のピシャモン・オーパッミーパ選手がそれぞれ優勝し、初代チャンピオンに輝いた。
表彰式では大会会長の皆川治鶴岡市長、大会実行委員長の冨田勝慶應義塾大先端生命科学研究所長、協賛の日本ユニシスの平岡昭良社長、同社アンバサダーで歌手の倉木麻衣さんらが上位入賞の選手にメダルを贈った。
地元枠で出場しベスト8に入った鶴岡四中の三浦颯太選手(14)は「外国の選手たちはミスが少なく、ディフェンスもしっかりしていて強かった。この大会の貴重な経験を、夏の県大会、東北大会、そして全国出場へとつなげたい」と話した。
次回大会は、来年7月4、5日の開催が決まった。