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2019年(令和1年) 7月13日(土)付紙面より

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庄内中高一貫校

 庄内中高一貫校(仮称)の第1回教育基本計画策定委員会が11日、県庁で行われた。委員に選ばれた学識者などが出席し、鶴岡南と鶴岡北の両高校を統合して県立中学校を併設する中高一貫教育校の概要や委員会内での検討内容などを確認した。

 同委員会は県教委の須貝英彦教育次長を委員長に、学識者や鶴岡市の担当者、庄内地区の中学校長など14人で構成する。また、検討内容に応じた作業部会を設置し、一貫校の基本理念や入学定員数、選抜の方法、施設整備などを検討する。

 第1回委員会には委員全員が出席し、事務局の県教委が田川地区の県立高校再編整備計画(第2次計画)や庄内中高一貫校の概要などを説明した。続いて行われた協議では、策定委員会や作業部会の構成案が提示され、これを了承。委員会が今後検討する内容として▽基本理念等の骨格▽教育課程の基本方針▽入学者選抜の基本的な考え方▽施設整備計画の基本方針―などが挙がった。

 その後の意見交換では「地域の基幹校としての期待が高まっており、地元の高等教育機関との連携も構築していかなくてはならない。県の十分な支援を」「併設中学校から進学する生徒と、高校から新たに入学する生徒がいずれも十分に学べる魅力ある学校づくりが必要」「郷土愛を育み、県外に出ても将来は地元へ戻ってくるような教育を望む」といった意見が出された。

 策定委員会の今後の日程は、来年7月ごろまで計5回の会合を開き、教育基本計画を策定する。作業部会は鶴岡南高を会場に、来年5月ごろまで7回の会合を開く予定。開校時期については「2024年度以降、できるだけ早い時期」としており、鶴岡南高の校舎を高校、鶴岡北高の校舎を中学校として使用する方針で進められている。

 策定委員は次の通り。

 ▽委員長=須貝英彦県教育庁教育次長▽副委員長=中川崇県教育庁総務課長▽委員=村山秀樹山形大農学部副学部長、山口朗鶴岡市副市長、布川敦鶴岡市教育長、菅原弘昭鶴岡一中校長、齋藤要一酒田六中校長、寺嶋一郎庄内教育事務所長、石川真澄鶴岡南高校長、佐賀井仁鶴岡北高校長、吉川隆県教育庁総務課施設整備主幹、那須隆秀県教育庁教職員課長、竹田啓県教育庁義務教育課長、片桐寛英県教育庁高校教育課長

庄内中高一貫校(仮称)の教育基本計画策定に向け、関係者が第1回委員会で意見を交わした
庄内中高一貫校(仮称)の教育基本計画策定に向け、関係者が第1回委員会で意見を交わした


2019年(令和1年) 7月13日(土)付紙面より

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鶴岡市の小中学校でメロン給食

 鶴岡市の小学9校、中学4校で11日、毎夏恒例のメロン給食が行われた。

 この日は1人当たり8分の1カットの庄内砂丘産アンデスメロンがトマトカレー、キュウリの浅漬けなどとともにメニューとなった。このうち、湯野浜小学校(河井伸吾校長、児童120人)では4年生が待ちかねていたように、本来“デザート”のメロンに、途中からかぶりついていた。「めっちゃおいしかった。夏はスイカとメロンですよね」と佐藤里咲さん(9)は笑顔いっぱい。

 給食前には食育の一環としてメロンのあれこれが解説され「作って“アンシンデス”からアンデスメロンと名付けらた。外国(南米)の地名とは関係ない」のJA鶴岡職員の話に「知らなかったあー」と反応する児童もいた。

 また、生産者代表として訪れた田村裕介さん(39)=西郷地区長崎集落=の「いい感じで大きくなっても、水をやりすぎて、表面が割れ、ミツがあふれてしまう場合がある。(メロンは)手の掛かる果物」など苦労話には、児童はうなずいていた。

 メロン給食は地産地消教育として、鶴岡市ではここ6年ほど続いており、23日は「鶴姫レッドメロン」が出されるという。

おいしそうなメロンを前にニコニコ顔の児童
おいしそうなメロンを前にニコニコ顔の児童



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