2019年(令和1年) 7月13日(土)付紙面より
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鶴岡市の小学9校、中学4校で11日、毎夏恒例のメロン給食が行われた。
この日は1人当たり8分の1カットの庄内砂丘産アンデスメロンがトマトカレー、キュウリの浅漬けなどとともにメニューとなった。このうち、湯野浜小学校(河井伸吾校長、児童120人)では4年生が待ちかねていたように、本来“デザート”のメロンに、途中からかぶりついていた。「めっちゃおいしかった。夏はスイカとメロンですよね」と佐藤里咲さん(9)は笑顔いっぱい。
給食前には食育の一環としてメロンのあれこれが解説され「作って“アンシンデス”からアンデスメロンと名付けらた。外国(南米)の地名とは関係ない」のJA鶴岡職員の話に「知らなかったあー」と反応する児童もいた。
また、生産者代表として訪れた田村裕介さん(39)=西郷地区長崎集落=の「いい感じで大きくなっても、水をやりすぎて、表面が割れ、ミツがあふれてしまう場合がある。(メロンは)手の掛かる果物」など苦労話には、児童はうなずいていた。
メロン給食は地産地消教育として、鶴岡市ではここ6年ほど続いており、23日は「鶴姫レッドメロン」が出されるという。