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2019年(令和1年) 9月10日(火)付紙面より

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サイクリングイベント「第1回じろで庄内2019」 3コースに庄内路を疾走

 庄内一円を巡るサイクリングイベント「第1回じろで庄内2019」が8日、三川町の道の駅庄内みかわ・いろり火の里スタート・ゴールで行われた。初の大会には、地元庄内をはじめ県内や全国各地、海外から合わせて523人がエントリーし、210キロ、130キロ、70キロの3つのコースに分かれて庄内路を疾走し、庄内の自然と食を満喫した。

 イベントを通じて庄内の魅力発信や交流人口の拡大、サイクリングの普及を図ろうと、庄内地域の有志や企業などで実行委員会を組織し、昨年のプレイベントに続いて本大会を開催した。大会名はイタリア全土を舞台に開催されているプロロードレース「ジロ・デ・イタリア」にあやかった。

 広大な庄内平野や日本海を望む海岸線、羽黒山や鳥海山の麓などを巡るコースで、ロングライドの210キロに178人、ミドルの130キロに239人、ショートの70キロに106人がエントリー。午前6時から同9時にかけコースごとに順次、サポートライダーとともにカラフルなスーツを身に着けたライダーたちがスタートした。

 サイクルYouTuberのMIHO氏さん、イタリア人サイクリストのマルコ・ファヴァロさん、特別協力のブリヂストンサイククルに所属する自転車競技のオリンピアン3人らがゲストライダーとして招かれ、各コースに分かれて参加。ショートコースには、大会会長の阿部誠三川町長、鶴岡市出身で前ブリヂストン代表取締役の西海和久さん、國井英夫庄交コーポレーション社長、加藤捷男鶴岡信用金庫会長らも参加した。

 いろり火の里のほかコースには8カ所のエイドステーション、スポーツドリンクや塩タブレットのほか、玉こんにゃく、イカ飯、芋煮、つや姫おにぎり、だだちゃ豆、肉類、果実類など庄内の食の特産品で参加者をサポート。ボランティアを含め200人を超えるスタッフが運営を担った。

 この日は鶴岡、酒田とも最高気温が35度を超える猛暑日に。参加者たちはサポートとともにスタッフや沿道の声援を受け、暑さと闘いながら黄金色に染まった稲穂や青い海を背景にした庄内路を駆け抜けた。ともにショートコースに参加した神奈川県藤沢市の工藤練志さん(51)は「暑くて大変だったが、スタッフのサポートで気持ち良く走ることができた。芋煮とつや姫のおにぎりは最高だった。また参加したい」、鶴岡市出身で新潟市の加藤弘之さん(46)は「車と違い自転車で走ってみて、ふるさとの良さを再認識した。次は息子を連れて参加したい」と話していた。

 イベントの仕掛け人の仲川昌夫実行委員長は8日の大会セレモニーで「庄内の自然と食文化を楽しんでもらうイベント。庄内を大いに満喫して」とあいさつ。7日に鶴岡市の東京第一ホテル鶴岡であった前夜祭でブリヂストンの西海さんは「ふるさとの皆さんの熱意で大会が開催できることになった。ブリヂストンとしても大いに盛り上げていきたい。庄内の良さを伝える伝統ある大会になることを期待している」とエールを送った。

三川町いろり火の里をスタート。自然と食に触れながら庄内路を疾走した=8日
三川町いろり火の里をスタート。自然と食に触れながら庄内路を疾走した=8日



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