2019年(令和1年) 9月20日(金)付紙面より
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鶴岡市敬老のつどいが19日、荘銀タクト鶴岡(市文化会館)で開かれ、参加した高齢者たちが園児の踊りや太鼓演奏、市内の団体による舞踊を楽しんだ。
長年社会に尽くしてきた高齢者を敬愛し長寿を祝うとともに、高齢者福祉について市民の感心と理解を深めようと、市主催で毎年開催し、今回が54回目。同市の65歳以上の高齢者は約4万3000人と人口の3分の1を占め、比率は上昇傾向が続いている。
つどいには関係者を含め約400人が参加。式典で皆川治市長が「皆さんから大正、昭和、平成と鶴岡のまちづくりに尽力いただき、令和となった今の鶴岡を築いていただいた。今後とも住みやすい地域、安心して暮らせるまちづくりに努めていく」とお祝いの言葉を述べ、数え年101歳以上(9月1日現在106人)で出席した大川勝三郎さん(数え103歳、鳥居町)、榊原竹恵さん(同101歳、由良)、丸山花子さん(同101歳、おおやま入所)、鈴木房子さん(同107歳、おおやま入所)の4人に花束を贈った。引き続き、高齢者作品展の表彰などがあった。
式典の前後で民田保育園児の踊りや太鼓演奏、劇団夢一座と八沢会による舞踊のアトラクションがあり、お年寄りたちに楽しいひとときをプレゼント。羽黒高の生徒たちがボランティアでつどいの運営に協力したほか、同館エントランスホールでは、保育園児が描いたおじいちゃん、おばあちゃんの絵の展示、障害者就労施設の手作り品の販売も行われた。