2019年(令和1年) 9月22日(日)付紙面より
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鶴岡市の大山上池・下池周辺で21日、「みんなで歩こう!里山あるき2019」が行われ、全国各地から416人が参加し、高館山周辺の豊かな自然の中でウオーキングを満喫した。
20キロと8キロ、5キロウオーキング教室の3コースに東北、関東エリアを中心に、北は北海道から南は鹿児島県までの老若男女がエントリー。大山保育園児たちによる元気いっぱいの酒だる太鼓と「頑張れっ、頑張れっ」の声援に送られて、コースごとに大山小学校をスタートした。
ススキが揺れる心地よい秋風を感じる天候の中、参加者たちはラムサール条約登録湿地の上池・下池周辺や高館山、大山公園、善寳寺などをゆっくりと巡り、歴史と文化が薫る里山の散策を楽しんだ。
8キロコースには地元の大山スポーツ少年団の親子も大勢参加。大山男子ミニバスケスポ少キャプテンの斎藤元晟君(12)は「自然を感じながらみんなと最後まで楽しく歩きたい」と話していた。
鶴岡里山あるき実行委員会が主催し毎年秋に開催。22日には羽黒山の石段などをコースにした里山あるき「羽黒山修験のみち」が行われ、約250人が参加予定。