2019年(令和1年) 10月14日(月)付紙面より
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大型観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」(12月末まで)の企画の一つとして酒田市中町モールで12日午後、庄内地域の18酒蔵をはじめ県内全酒蔵が醸した地酒の飲み比べを楽しむ「おいしい食の都庄内酒まつり」が開かれ、あいにくの天候にもかかわらず、日本酒ファンが大勢繰り出し心行くまで味わった。
「新潟・庄内DC」のメーンテーマは「日本海美食旅(ガストロノミー)」で、新潟と庄内の「美食」「美酒」を全国に向けて発信する。
酒まつりは昨年のプレDC時に続き2回目。この日正午から行われたオープニングセレモニーでは、県観光キャンペーン推進協議会長を務める國井英夫庄交コーポレーション社長の音頭で来場者全員が高々と杯を掲げた。
77銘柄が集まり、来場者は各ブースを回って100円でおちょこ1杯分を試飲。グルメでは、県産ズワイガニ「庄内北前ガニ」を使って同市のレストラン「ロアジス」最高顧問で「食の都庄内」親善大使を務める太田政宏さんが監修した「キッシュ」「クリームコロッケ」や、焼きガニなどが数量限定で並び、開始早々に売り切れ続出。訪れた人たちは庄内、県内を代表する「美酒」「美食」を堪能していた。