2019年(令和1年) 10月16日(水)付紙面より
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鶴岡市の致道博物館(酒井忠久館長)で14日、11月4日まで開催中の「出羽国庄内藩主 酒井家名宝展」の企画として、刀を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞(とうけんらんぶ)―ONLINE―」コラボ記念イベントが行われた。会場には同ゲームの宣伝隊長「おっきいこんのすけ」が登場、大勢のファンから歓声を浴びていた。
同ゲームとのコラボイベントは2016年から始まり、今年で4回目。イベントには同ゲームやキャラクターなどのファンが県内外から訪れ、展示だけでなく、致道博物館をより深く知ってもらおうと同博物館に関するクイズ大会「ちはクイズ(致道博物館クイズ)」が行われた。同博物館内の旧鶴岡警察署庁舎の修復工事費用額を問うクイズなど5問が〇×形式で出題。全問正解者には特典として、こんのすけとのツーショット撮影会が設けられた。ほかにも同館内庭園ではこんのすけの記念撮影会や、午後には荘内神社で撮影会も行われた。
友人と一緒に訪れていた福島県在住の公務員、半澤祥正さん(28)は「山形にいる友人に誘われ、福島から来た。イベントだけでなく、荘内神社の散策や鶴岡市内でご飯を食べたりしながら楽しんでいきたい」と話した。