2019年(令和1年) 11月7日(木)付紙面より
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11日からの7日間、「税を考える週間」を前に、鶴岡市のエスモールで5日、「税に関する作品展」が始まった。児童や生徒が税と向き合って取り組んだ、カラフルなイラストで描いた絵はがきや作文、標語が並んでいる。
同展示会は、税を題材にした絵はがきなどの製作を通じて税への関心を高めようと、市や鶴岡地区税務関係団体協議会、鶴岡法人会などが共催して作品を募り、毎年、展示会を開いている。今回は同市、庄内町、三川町の小中高生を対象に小学校17校から絵はがき553点、小学校6校から標語18点、中学校14校から作文347点、高校5校から649点の作文の応募があった。
展示では応募の中から優秀な作品に贈られる県納税推進協議会長賞や鶴岡市長賞をはじめとする賞のついた作品を含めた、600点を超える作品を展示。家族の死をきっかけに、死亡保険金に課税されたケースをもとに税の在り方について述べたものや10%増税、消費税の使い道などについて、自分の考えや主張が詰め込まれた作文などが展示されている。
但野浩司鶴岡税務署長は「税金の仕組みはわれわれ大人でもよく理解できている人は多くない。税金のさまざまな仕組みを知ってもらえる、いい機会になれば」と話す。
展示は8日(金)の正午まで。入場無料。三川町のイオンモール三川では11日(月)―15日(金)まで展示予定。