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2019年(令和1年) 11月8日(金)付紙面より

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酒東高生が山大農留学生と交流

 酒田東高校(五十嵐文彦校長)で6日、台湾への研修旅行を控えた2年生175人が、山形大農学部(鶴岡市)の留学生たちと英会話の実践的なトレーニングを兼ねて、英語で交流した。

 同校では毎年この時期、2年生が台湾に研修旅行に行き、姉妹校の桃園市立武陵高級中等学校を訪問。同校生徒に対し、授業「課題研究」で調べた成果や酒田のこと、学校のことなどを、英語を通じて紹介するなど交流している。今年は今月7―10日の3泊4日にわたり渡航する。

 今回のトレーニングは、研修旅行に備えて鍛えた英語力を試そうと、山形大農学部の協力で初めて企画。インドネシアや中国、タイ、ベトナム、セネガル、ブルキナファソ出身の留学生29人を講師に招き、約1時間にわたり英語で交流した。

 生徒たちは課題研究のテーマ別に20人前後の約10グループに分かれ、それぞれ留学生2、3人を囲み、車座になった。そして、「酒田の文化と歴史」「日本と韓国の関係」「情報処理能力を高めるには」など、課題研究の成果を英語で発表。さらに留学生からフリートークで「酒田でおいしい食べ物は?」「うどんとラーメンの違いは?」「学校で好きな教科は?」など質問され、身ぶり手ぶりを交え、懸命にコミュニケーションした。留学生から「恥ずかしがらず、何でも聞いて」「自分たちも英語は母国語ではない。経験を重ねれば、誰でもしゃべられるようになる」などアドバイスを受けるグループもあった。

 インドネシア出身の女性留学生2人に「音楽と勉強の関係」を発表し、学校生活に関するフリートークにも積極的に臨んだ池田龍汰さん(16)は「まずまずコミュニケーションが取れ、自信になった。言葉だけに頼らず、いろんな表現でいいんだとか、学べたことは多い。台湾でもしっかり交流してきたい」と話した。

山形大農学部の留学生(左の2人)と対話する酒田東高の生徒たち
山形大農学部の留学生(左の2人)と対話する酒田東高の生徒たち



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