2019年(令和1年) 11月17日(日)付紙面より
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酒田市入船町のスケート場「スワンスケートリンク」が16日、今シーズンの営業を開始した。リンクに氷を張る機械の故障で、当初の予定より2週間遅れとなったが、待ちかねた家族連れらが繰り出し、初滑りを楽しんだ。17日(日)まで滑走料が無料となる。
市が1994年度から冬季のみ、市体育館に氷を張って40メートル×27メートルのリンクを開設。年間2万5000人前後が利用している。今季は当初、今月2日のオープン予定だったが、リンクの完成が間近となった先月28日、リンク下のパイプ内の冷媒を冷却する冷凍機が故障し、結氷できなくなった。故障部品を交換した後、氷をいったん全て溶かし、一から張り直す作業を進め、10日ほどかけて厚さ8センチのリンクを完成させた。
この日は午前10時のオープンとともに、内陸を含め家族連れや子どものグループなどが次々に訪れた。傷一つないリンクに繰り出して滑り、歓声を上げた。
17日は午前10時―午後6時。その後の使用時間は、平日は正午―午後9時(火・木曜日は午後7時まで)、土・日・祝日・年末年始は午前10時―午後6時。滑走料は、就学前児童は無料、小中学生は220円(土日は無料)、高校生は330円、一般は530円。貸し靴料は330円。今季の営業は来年3月29日(日)まで(1月1日は休館)。問い合わせは同スケート場=電0234(23)3437=へ。