2019年(令和1年) 12月4日(水)付紙面より
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酒田市の庄内空港2階出発ロビーに「学問の神様」と称される菅原道真公を祭る太宰府天満宮(福岡県)の特大絵馬がお目見えした。間もなく本格化する受験シーズンを前に受験生を応援しようと、庄内空港ビル(山下高明社長)と全日空庄内支店(田島章人支店長)が設置したもの。受験生はじめ利用者から「願い札」を掛けてもらい、来年2月上旬に同天満宮に奉納し祈祷(きとう)してもらう。
受験や帰省目的による空港利用が増える時期に合わせ昨年から始めた。同天満宮社殿が力強い筆致で描かれた特大絵馬は縦1・2メートル、横1・8メートルのサイズ。専用の「願い札」に名前と願い事を書き入れ、絵馬裏側にあるフックに掛ける。
設置は来月24日(金)まで(予定)。同空港3階の庄内空港ビル事務所では期間中、庄内空港緩衝緑地公園内で採取した「スベランソウ」の葉を貼ったお守り、五角形の「合格鉛筆」、平田牧場庄内空港店で使用できる厚切りロース勝(カツ)膳の割引クーポンのセットを100人限定でプレゼントする。
空港内ではこのほか、クリスマスシーズンに合わせアルストロメリアやストックといった県産花卉(かき)で構成する「フラワーツリー」などの展示もスタート。クリスマスの25日(水)まで空港内を華やかに彩る。