2020年(令和2年) 1月15日(水)付紙面より
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日本棋院鶴岡支部(菅原昭治支部長)主催の第45回鶴岡市新春囲碁大会が13日、同市勤労者会館で行われた。約70人の参加者を前に、菅原支部長が「今年の皆さんの健康と碁運を祈ります」とあいさつ、熱戦が始まった。
五段以上のAクラス、三―四段のBクラス、二段以下のCクラスの3クラスに分かれ、1人5局ずつ対戦。四段以下の参加者は5戦全勝すれば昇段できるルールが設けられた。Bクラスには本年度の本社主催の初段位獲得戦で優勝した上野友生奈(ゆいな)さん(11)=朝暘四小5年、田川在住=が参戦。3月14、15の両日行われる全日本女流アマ戦(日本棋院東京本院)を控え「今年もいい年にしたい。頑張りたいです」と話した。
同支部は1957(昭和32)年に設立され、支部会員数は160人。支部単位の会員数では全国5位を誇る。新春の囲碁サロンには4歳男児も顔を見せたそうで「上野さんの活躍で若年層にもいい刺激になっている。今年も囲碁の普及に力を入れたい」と菅原支部長は話していた。
◇Aクラス▽優勝=小松田泰弘・六段▽4勝=芦原憲義・七段、佐藤重美・六段、菊地恒夫・五段、長岡博行・五段、榎本實・五段、加藤章・四段◇Bクラス▽優勝=上野友生奈・三段▽4勝=今野孝二・二段、丸山克夫・初段
(上野三段は四段へ昇格)