2020年(令和2年) 11月22日(日)付紙面より
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今年で29回目となる鶴岡商工会議所建設工業部会(中村修一部会長)の鶴岡市建設優秀賞表彰式が18日、同市の東京第一ホテル鶴岡で行われ、7部門で鶴岡市長賞7人、鶴岡商工会議所会頭賞4人の計11人が表彰された。
地域の経済活動の中枢を担う建設業界を魅力あるものにし、技術革新や優秀な人材確保につなげようと、同部会が中心になって毎年実施している。鶴岡市が発注した工事や同市内で施工された民間工事などを対象に優秀な施工、作業環境の改善、労災防止などに貢献した現場管理人らを市や施工事業主の推薦に基づき選考、表彰している。今回は昨年6月1日から今年5月31日までに完成した工事が対象。
表彰式には同商議所や建設工業部会の会員事業所、鶴岡市からの来賓を含め約60人が出席。中村部会長が「安全施工と高い完成度の工事施工への努力が評価され、苦労が報われたことに敬意を表する。表彰された皆さんが受賞を機にさらに精進され、健康で活躍されることを祈念する」とあいさつ。来賓の皆川治市長、加藤捷男鶴岡商議所会頭が「建設業界をけん引する技術者としての活躍とともに、地域の技術力向上のため後進の育成にも力添えをいただきたい」などお祝いの言葉を贈り、一人一人に賞状と記念品を手渡した。
引き続き市長賞を受賞した7人が施工での苦労や課題解決への創意工夫などの体験を語り、「地域の人々から喜ばれる、より良いものを造ることに努めていきたい」など受賞発表を行った。