2020年(令和2年) 12月1日(火)付紙面より
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東京五輪・パラリンピックでドイツのホストタウンとなっている鶴岡市の湯野浜小(河井伸吾校長)で27日、ドイツ・ボッチャ競技代表選手団から届いたビデオメッセージの上映と、お礼の応援メッセージ動画の撮影が行われた。
同校の6年生たちが今年7月、ホストタウン交流事業の一環でボッチャ代表チームに激励はがきを送り、その返事として10月、ビデオメッセージや、選手の写真にサインと児童の名前が書かれたポストカード、ピンバッジ、ステッカーなどが届いた。
上映会には6年生21人が出席。大型スクリーンを使った上映では、車いすの選手やコーチから「素晴らしい手紙を受け取り感謝している」「コロナ禍でくじけそうになったわれわれに勇気を与えてもらった」「来年は湯野浜小の皆さんと会えることを楽しみにしている」など感謝の言葉を贈られた。
引き続き児童たちは、ボッチャ代表チームへ再び送る応援メッセージの動画撮影に臨んだ。学校やきれいな海のそばにある温泉地や夕日が美しい海岸、近くにある加茂水族館のクラゲなどの写真を手に紹介し、みんなで「ボッチャチームの皆さんがベストを尽くすことを祈っています。頑張ってください」と呼び掛けた。
撮影した動画はドイツ語に翻訳され、年内にはドイツに送られる。
この日は内閣府のホームページの専用サイトにアップされる応援動画の撮影もあり、児童たちが「コロナに負けずに頑張ってください」「ボッチャを体験して楽しかった」「メダルを目指して頑張ってください」など代表チームに向け、笑顔いっぱいに元気に激励の言葉を発表した。