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2020年(令和2年) 12月23日(水)付紙面より

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ふるさとの味で元気に 帰省できない県外学生支援 「つるおか食の応援便」4セット登場

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い年末年始の帰省への慎重な判断が求められる中、鶴岡市は地元の特産品を送って市出身の県外在住学生の生活を支援し励まそうと、「つるおか食の応援便」の事業に乗り出した。応援便は米や餅、レトルト総菜、菓子など1万円相当(送料込み)の食品を詰め合わせた4種類のセットを準備し、1つを選んでもらって宅配する。申し込みから到着までは10日程度を予定している。

 支給される食品セットは▽Aセット=はえぬき10キロ、パックライス、うどん(乾麺)、漬物、玉こんにゃく、果物ジュースなと▽Bセット=つや姫5キロ、餅、絹入りラーメン(乾麺)、しそ巻き、果物ジュース、米粉パンなど▽Cセット=つや姫・雪若丸各2キロ、パックライス、餅、山ぶどう果汁、ブルーベリージャム、そばかりんとうなど▽Dセット=つや姫2キロ、そば(乾麺)、芋煮レトルトパック、ブルーベリージュース、からからせんべい、鶴姫レッドメロンサンド―の内容。

 対象は1鶴岡市内の中学校を卒業212月1日現在、県外に居住し県外の大学、大学院、短大、専門学校などに学生として在籍3保護者が鶴岡市内に在住―の3つが条件。申し込みは鶴岡市電子申請フォームによる本人申請か、市広報1月号に同封するチラシによる書類申請がある。書類申請は保護者も申し込みでき、市地域振興課、各地域庁舎総務企画課へ提出する。いずれも学生証の写しを添付して申し込む。来年2月26日まで受け付ける。

 市は対象者のうち7割相当の1700人程度の申請を見込み、事業費1741万円を措置した。県外在住学生への生活応援は、忘・新年会の自粛なども含め消費が減退している地元農産物などの生産者支援にもつなげる。

 22日現在、電子申請を中心にすでに約250件の申し込みがある。市地域振興課は「申し込み時の3密を避けるため、市ホームページから、より簡単に申し込みできる電子申請への協力をお願いしている。地元に居る家族から本人に電話やメールなどで連絡してもらえれば」と話している。

鶴岡市出身の学生に送られる「つるおか食の応援便」のAセット(左上)、Bセット(左下)、Cセット(右上)、Dセット
鶴岡市出身の学生に送られる「つるおか食の応援便」のAセット(左上)、Bセット(左下)、Cセット(右上)、Dセット


2020年(令和2年) 12月23日(水)付紙面より

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励ましと感謝のメッセージ 三川病院医療従事者へ

 鶴岡市立荘内看護専門学校(校長・鈴木聡荘内病院長、学生55人)の学生たちが、新型コロナウイルス感染症患者が相次いでいる三川病院(三川町)の医療従事者たちを励ましたいと、メッセージを寄せ書きし22日、報道陣にお披露目した。24日に職員が出向き、届けるという。

 学生自治会が1週間ほど前から、自分たちでできることをと考え、全学生に呼び掛けた。名刺大の紙に一人ずつメッセージを書き、二つ折りの色紙2枚に貼ってまとめた。

 メッセージは、「最前線で感染リスクがある中、想像を超える毎日だと思います。お体に気を付けて」「コロナと闘っている皆様の心労を思うと、感謝してもしきれません」「あらためて、自分たちが目指している職業の重要性を感じています」など、コロナ禍に立ち向かう医療従事者への尊敬やいたわり、感謝の気持ちをしたためた。

 22日は同校で、学生自治会の鶴巻奈那美会長(20)=2年生、金井流星副会長(19)=1年生=の2人が報道陣に色紙を披露し、「医療関係者を尊敬している」「少しでも力になれば」と、メッセージを集めた経緯と思いを説明した。

 鶴巻さんは「感染した医療従事者への差別や偏見があるという話もあり、もし自分が現場に行くことを考えると、怖い面もある。でも、医療従事者しか患者を助けられない。自分も卒業したら、覚悟を持って現場に臨みたい」と目を潤ませて話した。

三川病院の医療従事者へのメッセージを披露した荘内看護専門学校学生自治会の鶴巻会長(前列右)、金井副会長(同左)ら
三川病院の医療従事者へのメッセージを披露した荘内看護専門学校学生自治会の鶴巻会長(前列右)、金井副会長(同左)ら

学生たちが書いたメッセージ
学生たちが書いたメッセージ



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