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2020年(令和2年) 6月23日(火)付紙面より

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会話は「エチケットうちわ」で

 新型コロナウイルス感染症の影響で疲弊する飲食業や宿泊業の支援に向け、「つるおか元気安全推進実施店」の取り組みを進めている元気プロジェクト実行委員会(長南邦彦委員長)は、新たに「つるおかエチケットうちわ」の企画を始める。マスクが着用できない飲食の場面などで、感染症への安全対策をしながら会話できるように口元を覆うオリジナルのミニうちわを製作し、実施店を中心に1本10円で提供する。マスクによる熱中症の対策にも活用してもらう企画となっている。

 エチケットうちわは、横約17センチの大きさ。表面に鶴岡の名物や特産品のイラストをあしらったユネスコ食文化創造都市のマークを配し、裏面に「食事をする時の会話など、マスクのできない場面でお使いください」といった利用方法と、感染症と闘う医療関係者への感謝・応援、感染に関わる差別をなくそうといったメッセージを添えた。

 1万5000本製作する。50本1セット(特別価格税込み500円)で、1事業者当たり1セット限定で今月30日(火)から先着順に販売する。販売は鶴岡市本町一丁目の丸東=電0235(24)2166=の店頭で行い、追加購入する場合は正規価格での販売となる。販売期間は7月15日(水)まで。

 つるおか元気プロジェクトによる安全推進実施店は現在、市内の飲食、宿泊事業者計約600件が登録。実行委が定める感染予防の5つの基本ルールの順守を前提に、登録事業者に実施店を示すステッカーなどの関連グッズを無償提供。事業者と利用者が安全対策への意識を高め、ユネスコ食文化創造都市・鶴岡の元気を発信している。ミニうちわの企画について、実行委は「プロジェクトでは事業者が予防対策をしっかりと講じる一方、利用者にエチケット、マナーの意識向上も呼び掛けている。飲食の際の会話などで口元を覆うオリジナルのミニうちわを使ってもらい、鶴岡独自の新しい生活様式を提案していきたい」と話している。プロジェクトに関する問い合わせは鶴岡商工会議所内の実行委事務局=電0235(24)7711=へ。

鶴岡の新しい生活様式を提案しようと、新たに企画した「つるおかエチケットうちわ」のデザイン
鶴岡の新しい生活様式を提案しようと、新たに企画した「つるおかエチケットうちわ」のデザイン


2020年(令和2年) 6月23日(火)付紙面より

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夏至の天体ショー楽しむ 庄内各地でも「部分日食」観測

 夏至の太陽の天体ショー―。太陽の一部が月に隠れる「部分日食」が21日夕、全国で観測された。庄内地域は高気圧に覆われて晴れ渡り絶好の観測日和となる中、各地で観察会なども行われ、夏至の天体ショーを楽しむことができた。

 庄内では午後4時12分ごろから太陽が欠け始め、同5時7分ごろ最大となり、左下部分が4分の1ほど欠けた。21日は二十四節気の「夏至」と重なり太陽の高度が一年で最も高く、夏至と日食が重なるのは珍しいという。

 庄内では酒田市眺海の森天体観測館「コスモス童夢」などで観察会があった。このうち鶴岡市の県金峰少年自然の家(佐藤浩一所長)は、主催事業「わくわくスターウォッチング」の一環で観察会を企画。市内の親子連れら約20人が訪れ、専用のサングラスや大型の天体望遠鏡で徐々に欠けていく様子を楽しんだ。

 家族3人で訪れた朝暘六小5年の木村空音(あくと)君(10)は「初めて見た。天体望遠鏡ではっきりくっきり見えて、欠けた感じが月のようだった」と話した。次に全国的に日食が見られるのは10年後の2030年6月1日となる。

観測された部分日食(21日午後5時20分、県金峰少年自然の家の天体望遠鏡から撮影)
観測された部分日食(21日午後5時20分、県金峰少年自然の家の天体望遠鏡から撮影)

県金峰少年自然の家で観察する子どもたち
県金峰少年自然の家で観察する子どもたち



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