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2021年(令和3年) 2月16日(火)付紙面より

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地域の美しい自然が祝福 フォトウエディング 「写真だけでも」ニーズ高まる

 人生における大きな門出の一つ、結婚―。コロナ禍によって結婚式・披露宴の中止や延期が相次ぐ中、写真撮影だけを行う「フォトウエディング」のニーズが高まっている。

 酒田市升田の名瀑・玉簾の滝で「フォトウエディング」を“挙げた”のは、市内の佐藤洋輔さん(24)=会社員、南美さん(24)=自営業=夫妻。洋輔さんによると、昨年のうちに結婚式を挙げ披露宴を開く予定だったが、コロナ禍のため延期状態という。「写真だけでも」と今回、婚礼・晴れ着貸衣装などの「ドレスサロンジューン」(同市ゆたか一丁目、本間もも子代表)に依頼した。

 撮影を担当したのは、クロアチア出身で現在、都内でウエディング写真家として活躍するヘンリー・デラックさん。自然豊かな箇所でのフォトウエディングを得意としており、最適な場所を探していたところ、玉簾の滝の存在を知り、自らの写真共有アプリ「インスタグラム」のフォロワーの本間代表と連絡を取ったという。

 ここ数日の暖かさで氷瀑は一部のみとなった滝の前に歩を進めた佐藤さん夫妻は、ヘンリーさんの求めに応じさまざまにポーズ。新郎新婦が手にした真っ赤なバラが周囲の雪、滝の流れに映え、多くの行楽客も2人の新たな門出を祝福していた。

 洋輔さんは「滝を見に来た人たちにも祝福されたような思い。出来上がりが楽しみ」と。本間代表は「酒田、庄内地域の美しい自然、歴史的な建物などを背景としたフォトウエディングを広く提案していきたい。新婚旅行もままならない中、全国の人から山形に足を運んでもらうきっかけにもなれば」と話した。

ヘンリーさん(右)の助言を受けながら新婦がポーズ
ヘンリーさん(右)の助言を受けながら新婦がポーズ



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