2021年(令和3年) 2月19日(金)付紙面より
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2022年に迎える旧庄内藩酒井家の庄内入部400年記念事業を展開する鶴岡市の実行委員会は18日、事業のPRに活用する公式ロゴマーク選定に向けた一般投票を始めた。一般公募のデザインから審査会で「A」「B」「C」の最終候補3作品を選定。最多得票を最優秀のロゴ採用作品とする。投票は3月18日(木)まで受け付け、市民に限らず誰でも投票できる。
先月まで行われた一般公募には県内外から181点が寄せられた。中山ダイスケ東北芸術工科大学長を委員長とする実行委の審査会が最終候補作品を選定した。
「A」は旧庄内藩主酒井家初代・忠次公の鎧兜(よろいかぶと)と太陽をモチーフにした。「B」は米を運んだ北前船を配して米どころ庄内を表した。「C」は400の文字をモチーフに忠次公の鎧兜、米を計る枡(ます)などを組み合わせた。いずれの作品にも酒井家の家紋「かたばみ紋」がデザインされている。
一般投票は3作品の中から1点を選んで1人1票を投じることができ、1酒井家庄内入部400年記念事業実行委員会公式ホームページの投票フォーム2郵送またはファクス3鶴岡市役所と各地域庁舎に配置する投票箱への投函―のいずれかで受け付ける。投票者の中から抽選で100人に実行委が記念品を贈る。投票箱のそばに投票用のチラシを置くほか、市内のコミュニティセンターや地域活動センター、市の各公共施設にも投票用チラシを配置する。
投票結果は3月下旬に発表予定。採用作品については、実行委が実施する事業を広くPRするため、各種印刷物や関連グッズ、関連商品などに使用していく。問い合わせは、実行委事務局の市政策企画課・400年記念事業推進室=電0235(25)2111、内線526=へ。