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2021年(令和3年) 4月7日(水)付紙面より

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公益大5年連続定員超え 学部入学者241人、充足率100%突破

 東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)の2021年度学部入学者が241人(留学生1人含む)になったことが、公益大への取材で分かった。全国的に18歳人口が減少、特に地方にある大学では定員割れが相次ぐ中、5年連続で定員(235人)を超え、前年度に続き収容定員=960人(編入含む)=の充足率が100%を突破した。入学式は今月12日(月)に公益大公益ホールで行われる。

 2001年4月の開学から丸20年を迎えた公益大。庄内地域の18歳人口が開学初年度(01年度)と比べ、1400人近く減少する中、本年度の241人は初年度の282人、19年度の271人などに続き過去6番目の多さ。本県、東北地方はもとより、関東・甲信越、九州地方など全国各地から集まった1000人もの若者がここ庄内の地で学びを深める。

 13年度の「地(知)の拠点整備(COC)事業」を皮切りに、大学教育再生戦略推進費「大学教育再生加速プログラム(AP)」、私立大学研究ブランディング事業と相次いで文部科学省の採択を受け、先月には「私立大学等改革総合支援事業」全4タイプのうち3タイプで選ばれるなど、「魅力ある大学づくり」に向け新田嘉一理事長と共に、町田睿第3代学長(故人)、吉村昇前学長(公益大学事顧問)、神田学長らが推し進めている大学改革の成果が確実に表れている。

 公益大は昨年3月、「学生を伸ばす、地域の未来を創(つく)る、世界に挑む大学づくり」をテーマにした20年度から6カ年にわたる、教育活動の指針となる「中期計画(教学)」を発表し、「学修者中心」の大学を推進している。「私立大学等改革総合支援事業」の選定を受けて本年度、複数の専門分野で学びを深める「ダブルメジャー制度」、大量のデータを分析する力を養う「データサイエンス」を取り入れる。神田学長は「ダブルメジャー制では文理融合などを進め、これまでにない新しい解決策を見いだすことのできる、社会に貢献できる人材を育成していきたい」と話している。



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