2021年(令和3年) 4月13日(火)付紙面より
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庄内浜で春の刺し網漁が本格化している。
鶴岡市の由良漁港では、前日の夕方ごろ沖合約2?3キロに仕掛けた網を翌朝に引き揚げ、漁港に戻って網にかかった魚を外す作業が進められている。
魚種はヒラメやクチボソカレイ、ホウボウなど。中でもヒラメは水揚げの最盛期を迎えている。
ヒラメは大きいもので体長約60センチ、重さは4キロを超えるものも。漁師の一人は「ヒラメが本格化するのは例年より2週間ほど早い。海水温が関係しているのだろう」と話しながら鮮度を保つ「活(い)け締め」をしていた。
ヒラメの刺し網漁は6月上旬まで続くという。