文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2021年(令和3年) 6月25日(金)付紙面より

ツイート

庄内観光支える人材育成図る 公益大と庄交コーポレーション包括連携協定

 東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)は23日、庄交コーポレーション(鶴岡市、國井英夫社長)と人材育成や共同研究、地域振興などに関する包括連携協定を締結した。学生の就業体験(インターンシップ)を積極的に受け入れるなどし、「アフターコロナ」を見据え、庄内地域の観光などを支える人材の育成を図っていく。

 同社は公共交通、旅行代理店、ホテル、ショッピングモール、航空など13もの事業を多角的に展開しており、観光や経営、情報といった公益大生の学びとリンクするものが多い。現場の知恵・技術を学生に提供することで、ここ庄内地域に欠かせない有為な人材を育成しようと今回、協定締結に至った。

 協定内容は、▽教育・研究・文化の発展と交流▽地方創生や地域振興、社会貢献と課題解決▽人材育成とキャリア形成▽学生・教職員の移動に関する協力―など5項目。具体的な取り組みとしては、同社が関わる東京第一ホテル鶴岡、庄内空港、庄内観光物産館、エスモールの業務、新規事業やイベントの企画、旅行商品造成など、学生が体験するインターンシップを実施する予定。社員が「外部講師」として教壇に立つことも今後、検討していく。

 締結式は公益大で行われ、神田学長と國井社長が協定書に署名・押印し交わした。神田学長は「予測が困難な時代だけに、幅広い観点で教育を展開する必要があり、常に新しいことに取り組まなくてはいけない。本学各コースと事業内容の親和性が高く、人材育成、共同研究など産学連携で充実させたい」、國井社長は「新型コロナ発生後のこの1年余で世の中は大きく変わった。現場で得た経験・知識を提供することで、学生からは新たな時代を生き抜く力を養ってもらいたい。学生ならではの新鮮なアイデア、将来への展望を事業に生かしたい。期待している」とそれぞれ話した。

連携協定書を交わす神田学長(左)と國井社長
連携協定書を交わす神田学長(左)と國井社長



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field