2021年(令和3年) 8月1日(日)付紙面より
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酒田市スポーツ少年団バレーボール専門部(武田正祐部長、加盟12団)が主催した「小学生バレーボールクリニック」が31日、市国体記念体育館で行われ、Vリーグ女子2部に所属する同市のプレステージ・インターナショナルアランマーレのスタッフ・選手の指導で、団員たちがレシーブ練習を中心に反復した。
スポ少指導者の技術向上を図る講習会を兼ね、同専門部がアランマーレの協力、同市の日本海総合病院の後援などを受け2018年から毎年、夏休みに開催している。5回目となったこの日は酒田、遊佐両市町の11団から団員約100人、指導者約30人が参加した。
アランマーレと日本海総合病院が贈った紺色の特製Tシャツを着た団員・指導者は体をほぐした後、サーブレシーブを中心に練習。北原勉監督、前田和哉コーチ(鶴岡市出身)はじめスタッフ・選手から「レシーブはベース(土台)とタイミングが大事。足幅を広く取り、タイミングを合わせてボールの落下地点に入るように」と指導を受けた団員は何度も繰り返していた。
松陵スポ少の渡邊心音主将(11)は「習ったことを生かして、もっとうまくなりたい」と話した。
武田部長によると、このクリニックのお礼として団員たちは千羽鶴を折り、アランマーレの選手にプレゼントしているという。