2021年(令和3年) 12月2日(木)付紙面より
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東北の新しいお土産品の発掘を目指す「第8回新東北みやげコンテスト」の最優秀賞に、岡ざき(鶴岡市美咲町、岡崎雅也社長)のレトルト食品ブランド「みさきの一軒家」が選ばれた。
同コンテストで最優秀に輝いたのは県内で初めて。岡崎社長は「商品を通しておいしい庄内の食材を発信したい」と話している。
コンテストは、仙台市産業振興事業団が開いているもので、発売から2年以内、または新発売の商品が対象。今回は東北6県から食品、飲料、雑貨など210点の応募があり、このうち52点が1次審査を通過した。最終審査には東北地方内外のバイヤーら14人が味や地域性、デザイン、商品開発のストーリーなどを基準に審査し受賞10点を選んだ。
最高賞となった「みさきの一軒家」(今春発売)は▽由良穴子の佃煮▽まぐろカリー▽さくらますのコンフィ▽ほたてと孟宗のアヒージョ▽たこと季節野菜のラタトゥイユ―の5つのセット商品。庄内浜や三陸の海産物、地場野菜をふんだんに使って仕上げた。
岡崎社長は「最優秀賞に選ばれるとは思わなかったので、正直うれしい。これから各地域のおいしいものをテーマに新たな商品を開発していきたい」と語った。
「みさきの一軒家」は5点セットで3000円(箱入り・税込み)。鶴岡市の庄内観光物産館や庄内町の新産業創造館「クラッセ」などで販売している。問い合わせは岡崎・みさきの一軒家=電0235(77)4967=へ。