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2021年(令和3年) 12月2日(木)付け紙面より

大相撲 北の若(酒田市出身)新十両昇進 スケールの大きな取り口、さらに活躍期待

 日本相撲協会審判部は1日、福岡市内で来年初場所(1月9日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、酒田市出身の幕下東3枚目・北の若(21)=八角部屋、本名齋藤大輔=の新十両昇進を決めた。九州場所は自己最高位で5勝2敗の好成績を挙げていた。

 これを受け、北の若は福岡市内の八角部屋宿舎で喜びを語った。

 「自分としては(これまで)少し時間がかかったとの思いがある。やっとスタートラインに立てた感じもある。これからも気を抜かず頑張りたい。背伸びせず、焦ることなく稽古に励みたい」。

 北の若は1メートル89、148キロ。2年前(2019年)の3月、大阪・春場所で前相撲からデビューした。埼玉栄高時代はインターハイで個人優勝し「高校横綱」になった逸材。

 相撲は宮野浦小3年に酒田相撲教室で始め、4年生では早くもわんぱく相撲全国大会で3位になり、6年では全日本小学生優勝大会で準優勝した。酒田一中でも順調に力をつけ、3年では全国都道府県中学生選手権で優勝した。その後高校相撲の強豪、埼玉栄高に進学した。

 角界入門後は着実に力をつけた。各段優勝の経験はなく、コロナ禍の中、昨年は夏場所が中止され、巡業がなくなるなど稽古不足が心配される時期もあったが、稽古を重ねて番付を上げた。右四つの相撲で、恵まれた体を利しての突っ張りもある。ただ幕下では立ち合いのスピードで相手に惑わされ、受けに回ることでやや足踏みした。しかし九州では地力強化が明らかだった。関取の象徴、大いちょう姿は九州の十両相手に3番取った相撲で既に披露している。スケールの大きな取り口は、幕下以下の7番相撲より、15日間相撲を取る十両昇進後にさらに生かされそうだ。

 本県出身では白鷹山の2018(平30)年夏場所以来の関取誕生。庄内では鶴岡市出身で同じ八角部屋の08(平20)年春場所の北勝国(元十両)以来となった。八角部屋の先輩としては、加茂水産高から近畿大を経て入門した大岩戸(元幕内、鶴岡市藤島地域出身)もいる。また酒田出身としては若瀬川(最高位幕内前頭筆頭、故人)以来の大物の関取昇進となった。

 角界には埼玉栄出身者が多く、大関・貴景勝や元関脇・琴ノ若(尾花沢市出身)の佐渡ケ嶽親方の長男・琴ノ若も同校出身。これら先輩たちを目指し、近い将来の入幕、三役以上を目指しての活躍が期待される。

 相撲協会は化粧まわしなど、昇進準備があることから十両昇進は本場所終了直後の番付編成会議後に発表している。

 母の齋藤百合さんは「本人にはお疲れさま、よく辛抱して頑張ったと声を掛けた。これまで多くの方に支援していただき心からお礼申し上げます」と語った。

入門時、丸山至酒田市長(左)と北の富士さん(右)が激励
入門時、丸山至酒田市長(左)と北の富士さん(右)が激励



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