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2021年(令和3年) 6月2日(水)付紙面より

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土門拳記念館と酒田市美術館合併 「さかた文化財団」が発足

 いずれも酒田市の土門拳記念館と市美術館の2つの公益財団法人(公財)が合併し1日、新たに公財「さかた文化財団」が発足した。市美術館で同日朝、辞令交付式が行われ、新公財の理事長に就任した丸山至市長が「コロナ禍を引きずっているが、皆さんの力で酒田の文化レベルを引き上げてほしい」と訓示した。

 旧公財はそれぞれ、1983年に開館した土門拳記念館(旧市写真展示館、飯森山二丁目)、97年の市美術館(飯森山三丁目)を運営。市が2018年、文化芸術の振興をまちづくりの柱の一つに据える市文化芸術基本条例を制定したことを踏まえ、組織体制を強化し多様なニーズに応えていくため、財政面の強化や業務の効率化、質の向上を目的に合併することになった。当初は4月1日の発足を予定していたが、登記の関係でずれ込んだ。今回の合併に合わせ両館とも学芸員を1人ずつ増員、美術館3人、記念館2人体制となった。

 この日は丸山市長が本間匡志事務局長はじめ新公財職員に辞令を交付。丸山市長は両館、出羽遊心館、東北公益文科大など一帯の文化教養ゾーン形成に至った経緯を紹介し、「文化は地域の魂と言える。両館とも市の文化行政にとって大事な施設。皆さんからは文化行政の推進役として、酒田の子どもたちに文化と歴史、そして魂を伝えてほしい」と訓示した。

 一方、5月31日付で退任した旧土門拳記念館理事長の高橋修氏に丸山市長が感謝状を手渡した。

 新公財発足を受け両館では現在、写真家で切り絵作家の今森光彦さん(66)=滋賀県在住=による共同企画展を開催中。会期は美術館が7月9日(金)、記念館が同10日(土)まで。両館では新型コロナウイルス感染拡大防止のためマスク着用での来場を呼び掛けている。

新公財発足を受け、職員を前に訓示する丸山市長(右)=市美術館
新公財発足を受け、職員を前に訓示する丸山市長(右)=市美術館


2021年(令和3年) 6月2日(水)付紙面より

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チアダンス 全国4位入賞 鶴岡の小学生チーム(シューティングスターズブライトジュニアmini)

 チアダンスクラブ「Shooting☆Stars Bright Jr・(シューティングスターズブライトジュニア)」(鶴岡市、横田憂子代表)のminiチームが、チアダンスの全国大会で4位入賞を果たした。

 入賞したのは▽榎本夢來(める)さん(9)=大山小4年▽小野寺由衣さん(10)=櫛引西小4年▽小林奏心(かなで)さん(9)=朝暘六小4年▽佐藤初季(はつき)さん(10)=朝暘四小5年▽安田陽向(ひなた)さん(9)=櫛引西小4年の5人編成グループ。昨年12月の東北北関東大会を勝ち抜き、全国大会「USA All Star Nationnals 2021」のmini部門に出場した。

 全国大会では精鋭13チームが日ごろの練習成果を発揮。その中で、シューティングスターズブライトジュニアチームは動きにキレのある息の合った演技を披露した。

 今回の全国大会は、新型コロナウイルスの感染防止のため、あらかじめチームごとに演技を撮影した動画を大会本部に送る形で審査されたが「一体感があって見ごたえがあった」「フロントキックが美しかった」など各審査員から高い評価を受け79・30点を獲得(1位チームは84・33点)、4位に入った。

 チームキャプテンの小野寺さんは「(全国4位に入賞できて)とてもうれしかった。皆で腕の動きがそろうよう注意しながら演技した。これから新チームの編成になるが、次は得点で80点以上、ひとつ上の3位入賞を目指して頑張りたい」と笑顔を見せた。

 横田代表は「全国的にチアダンスのレベルが年々上がってきている中で、メンバー全員よく頑張ったと思う。審査員の評価通り、5人の演技がピタリと決まっていて、とても良かった」と話していた。

 今後は10月に行われる日本チアダンス協会(JCDA)主催の東北予選に出場し、12月に予定される全国大会を目指す。

全国4位入賞したシューティングスターズブライトジュニアのminiチーム。左手前から榎本さん、小野寺さん、小林さん。後ろ左から佐藤さん、安田さん
全国4位入賞したシューティングスターズブライトジュニアのminiチーム。左手前から榎本さん、小野寺さん、小林さん。後ろ左から佐藤さん、安田さん


2021年(令和3年) 6月2日(水)付紙面より

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ヤマハジュニア オリジナルコンサート 「第7回ぼくのうたわたしのうた」鶴岡の児童グループ(鶴岡楽器音楽教室)全国金賞

 心に感じたままを歌で伝える「ヤマハジュニアオリジナルコンサート(JOC)第7回ぼくのうたわたしのうた」で、鶴岡楽器(鶴岡市本町一丁目、大沼祐介社長)のヤマハ音楽教室に通う女子児童4人グループが金賞を受賞した。全国から応募のあった数百曲の中から14曲の中に入ったもので、4人は「とてもうれしい。次も金賞が取れるよう頑張りたい」と話している。

 JOCは、15歳以下の子どもたちを対象に自ら作詞作曲する音楽活動を通して豊かな感性を育もうとヤマハ音楽教室が毎年行っている。全国の各ヤマハ音楽教室に通う生徒がオリジナルの歌詞や曲、振り付け(ダンス)を考えて応募。審査を通して十数曲(金賞・昨年は17曲)にしぼられ、それをインターネット動画サイトに流し、一番投票の多かった曲が「ベスト人気大賞」となる。これまでジャズピアニストなど音楽界で活躍する数多くのJOC卒業生を輩出している。

 今回、金賞に輝いたのは▽高橋柑奈(かんな)さん(11)=朝暘一小5年▽伊藤渚(なぎさ)さん(10)=朝暘一小5年▽小野寺椎南(しいな)さん(11)=朝暘五小6年▽上林希星(きらら)さん(11)=朝暘五小6年の4人グループ。昨年9月から高橋さんと伊藤さんが歌詞とダンス、小野寺さんと上林さんがエレクトーンで曲づくりを担当。「大人になったらこんなおしゃれなことをしてみたい」ということをテーマにした。

 作詞作曲したタイトルは「女子力アップ☆パワーアップ」。演奏時間は約3分で歌詞に女の子の心情を盛り込みながら元気で明るい曲調に仕上げた。

 何度も相談しながら作ったという4人は「全体的にテンポがいいポップな感じにしたかった。元気があふれるよう表現できたと思う」と話していた。まだ小学生ながら高橋さんと伊藤さんは「ピアノの先生になるのが夢」という。

 音楽教室の講師を務めている工藤愛さんは「4人の息がぴったりと合って、とてもいい仕上がり。これからも音楽の楽しさを体感してもらえれば」と話していた。「ベスト人気大賞」は6月11日に投票が締め切られ、7月1日に結果が発表される。

金賞を受賞した4人。手前左が高橋さん、右が伊藤さん。後ろ左が上林さん、右が小野寺さん=鶴岡楽器・ヤマハ音楽教室
金賞を受賞した4人。手前左が高橋さん、右が伊藤さん。後ろ左が上林さん、右が小野寺さん=鶴岡楽器・ヤマハ音楽教室



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