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2021年(令和3年) 8月27日(金)付け紙面より

「スマートアイランド」に飛島 (国交省 実証調査) デジタル技術活用 交通・物流充実目指す

 全国の離島地域が抱える各種課題の解決に向け、情報通信技術(ICT)など新技術の実装を図る国土交通省「スマートアイランド推進実証調査」に関し、NTT東日本山形支店と酒田市は25日、対象地域として本県唯一の有人離島・飛島が選ばれたと発表した。島内における交通・物流手段、サービス提供の充実などを目指すため今後、スマートフォンなどデジタル技術を活用した「スマート・オーダーシステム」の構築を目指す。

 ICTなどの新技術を導入し、各離島地域が抱えている物流や交通、エネルギー、医療・介護などの課題を解決するため、離島を有する地方公共団体と技術を有する民間企業・団体が共同で現地実装に必要な調査を行ってもらおうと、同省は昨年度から同実証調査を実施している。本年度は飛島を含め全国9の離島が選ばれた。

 人口約180人の飛島には、年間約1万人の観光客が訪れる。しかし、島内には公共交通機関・タクシーがないため、飲食・土産品購入といった観光需要を逃している。また、交通網の脆弱(ぜいじゃく)さ、常駐する行政職員の少なさから、高齢化が進む島民の買い物支援、災害時の避難も喫緊の課題となっている。

 「限定的な交通・物流手段の解決に向けたサプライチェーンの最適化プロジェクト」と銘打った実証調査は、NTT東日本山形支店と市、地域振興に取り組んでいる合同会社とびしま、NTTデータ経営研究所、官民で組織する「とびしま未来協議会」が今年6月に連携協定を締結し設立した「飛島スマートアイランド推進協議会」(代表団体・同支店)が担う。

 調査では、デジタル技術と、電気自動車、多機能ロボットといった交通・物流手段と組み合わせ、島民や観光客に対する日用品や食事の発注・注文から配送までをオンラインでできる環境を試行的に整備する。また、災害時の被災・避難状況を共有することで、より効果的な自助・公助の仕組みをつくる。

 市は現在、年度内の供用開始を目指して飛島―西浜海岸(遊佐町吹浦)間約30キロの海底に大容量・高速通信ができる光ファイバーケーブルを敷設する「高速インターネット網整備事業」を進めている。


2021年(令和3年) 8月27日(金)付け紙面より

(TOKYO2020) アーチェリー女子 「特別な舞台」健闘を報告 中村選手 市役所表敬 次は世界選手権

 東京五輪アーチェリー競技に出場した鶴岡市の中村美樹選手(28)=ハードオフコーポレーション所属・鶴岡工業高出身=が26日、市役所を表敬訪問した。

 中村選手は先月に行われたアーチェリー女子の団体戦と個人戦に出場。目標のメダル獲得はならなかったが、団体戦で5位、個人戦で9位の結果を残した。

 この日は、長年にわたって中村選手を指導してきた野崎剛コーチ(57)=鶴岡南高校教諭=と共に来庁し、皆川治市長に結果を報告した。

 中村選手は「他の国際大会と比べてオリンピックは特別な舞台だった。メダルが取れず悔しさはあるが、最後まで諦めず試合に臨めた。(3年後のパリ五輪に向けては)今は来月の世界選手権でメダルを取ることが目標。それからのことは悔いが残らないようしっかり考えたい」と語った。

 中村選手は9月11日まで鶴岡市に滞在。調整を重ね、同19日から26日までの日程で、米国サウスダコタ州のヤンクトンで行われる世界選手権に出場する。

団体戦5位の表彰状を手にする中村選手
団体戦5位の表彰状を手にする中村選手


2021年(令和3年) 8月27日(金)付け紙面より

《ひと》どこにいても世界を目指せる 女性の国際的ドラムコンテスト2位

工藤 夕佳(くどう ゆうか)さん

 世界中の女性ドラマーを対象に米国の同名団体が主催する国際的ドラムコンテスト「Hit Like A Girl(ヒットライクアガール)」で今年6月、40歳以上の部門で堂々の2位に輝いた。10回目となる同コンテストには各国から40人以上が挑戦し、動画による審査が行われた。「コンテストには腕試しのつもりで応募した。審査員を務めた世界レベルのドラマーたちに認められてうれしい」と喜ぶ。

 1979年、三川町に生まれ6歳でピアノを始める。子どもの頃は男の子たちと遊ぶ活発な少女で、いつも歌を歌っていたという。高校までを庄内で過ごし滋賀大学教育学部に進学、音楽教育学を専攻した。大学時代は軽音楽部に所属し18歳でドラムを始める。以来20年以上ドラムと音楽教育に携わる。「どこにいても専門的な知識や技術で世界を目指すことはできる」と話し、「次の世代にスキルや音楽のことを伝えていきたい」と続ける。

 庄内で数少ないプロのドラマーとして活躍する傍ら、自らドラム教室を運営し後進の指導にも力を注ぐ。同教室の生徒には「こつこつと取り組む地道さや上手にできないときに試行錯誤する面白さなどプロセスを楽しんでほしい」と期待する。ドラムを通じて得たものは、「反復練習や基礎の大切さと学び続ける姿勢」と語り、「自分と関わる人たちに、より良くより楽しい時間をプレゼントしたい」と続ける。

 2019年7月にはドイツに渡り、自身が憧れる女性ドラマーのアニカ・ニルズ氏に師事、氏が講師を務める短期セミナーにも参加し、世界レベルのビートを体験した。「今にして思えばコロナ前の最後のチャンスだった。無理して飛び込んで本当に良かった」と振り返る。

 酒田、鶴岡の両市でドラム教室を開催するとともに、庄内地域のいくつかの中学・高校の吹奏楽部を指導。コンテスト入賞の次は所属する3人組ロックバンド「Blowfish(ブローフィッシュ)」でメジャーデビューを狙う。鶴岡市在住、42歳。

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