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2022年(令和4年) 1月7日(金)付紙面より

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県が無料PCR検査拠点を拡充 ウエルシア薬局県内14店舗で 庄内地域は鶴岡市1、酒田市2店舗

 県は5日、無料のPCR検査拠点の拡充を発表した。県内のウエルシア薬局計14店舗で6日からPCR検査または抗原定性検査が行われる。庄内地域は鶴岡市の1店舗、酒田市の2店舗で実施する。

 県内でオミクロン株の陽性者が確認されたことを踏まえ、陽性者の早期発見と感染拡大防止を図るため県はPCR検査などができる拠点の拡充を進めていた。

 県健康福祉部によると同薬局で検査が行われるのは今月6?31日。検査の対象となるのは感染不安を感じる無症状の県民で、1店舗当たりの検査人数は1日20人程度を予定している。電話での予約は受け付けておらず、直接来店して検査を申し込む。実施店舗の詳細は県ホームページ(http://www.pref.yamagata.jp/090016/kakudai0104.html)で確認できる。検査の結果は各店舗からメールで送られる。

 庄内地域の3店舗は、ウエルシア薬局鶴岡砂田町店(鶴岡市砂田町6―41)、同酒田ゆたか店(酒田市ゆたか一丁目15―20)、同酒田亀ケ崎店(酒田市亀ケ崎三丁目19―10)。

 同日、吉村美栄子知事は県庁で臨時記者会見を開き、「5日に本県で確認された新型コロナの新規感染者は14人で、1日当たりの新規感染者が2桁になるのは昨年12月3日以来。14人のほとんどが年末年始の帰省に由来するものだった」と述べた。

 また、「感染者が罹患(りかん)したウイルスの型は解析中で、デルタ型でなければ感染力が非常に高いとされるオミクロン株の可能性が高くなる。県民の皆さんと一丸となり、何としても感染拡大を食い止めなければならない」と強調した。

 さらに「ワクチンを2回接種した人でも不織布マスクの正しい着用や3密回避など基本的な感染防止対策を徹底するとともに、無料検査を活用して早期発見、早期療養を心掛けて。また、県内は成人式のシーズンを迎えており、県外から帰省して出席する人には『移動前にPCR検査を受けて安心してから来県するように』とご家族から伝えてほしい」と呼び掛けた。


2022年(令和4年) 1月7日(金)付紙面より

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魔除けの餅食べ無病息災願う 鳥海山大物忌神社吹浦口之宮 五日堂で作況・天候占う「管粥神事」

 遊佐町吹浦の鳥海山大物忌神社(高橋廣晃宮司)吹浦口之宮で5日夜から6日にかけ、その年の五穀の作況や天候を占う「管(くだ)粥(かゆ)神事」が行われた。

 6日午前0時を期し、境内の護(ご)摩(ま)堂のいろりでおかゆを炊いてそれにアシを差し入れ、内部に残ったおかゆの状態で各月の天候やコメ、麦、大豆などの作柄を占う神事で、同宮に古くから伝わっている。

 護摩堂のいろりで焼いた餅を持ち帰って食べると魔除けになり、無病息災がかなうと言われており、地元では「五日堂」と呼ばれ親しまれている。5日は降り積もった雪を踏みしめながら近隣住民らが三々五々訪れ、燃え上がるたき火と煙に目を細めながら餅を並べ、こんがりと焼き色の付いたものを大事そうに持ち帰っていた。

無病息災を願い火の粉を上げて燃える護摩堂のいろりに餅を並べる住民
無病息災を願い火の粉を上げて燃える護摩堂のいろりに餅を並べる住民



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