2022年(令和4年) 2月24日(木)付紙面より
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庄内町の余目第三小学校(松田透校長、児童203人)で22日、同町槇島地区に伝わる「槇島ほうき」作りが行われ、4年生が自分たちで育てたホウキキビを使ってオリジナルのほうき作りに挑戦した。
同校4年生は総合学習で庄内町について学習している。槇島ほうきについての学習もその一環。児童たちは春にホウキキビの苗を植え、水やりや草取りなどを行うなど大切に育て、秋に収穫し乾燥作業を行った。
この日は槇島地区の阿部正雄自治会長ら10人が同校を訪れ、児童36人の指導に当たった。児童たちは地域の先生たちに教わりながらホウキキビの束の形を整えたり、思い思いの糸でまとめてオリジナルのほうきを完成させた。
渡曾結仁君(10)は「たたいて形を整えるところが難しかったけど、ちゃんと完成させることができて良かった」、高橋乃々香さん(10)は「槇島に住んでいるので見たことはあったけど、実際に作るのは初めて。とても楽しかった」と笑顔で話していた。