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2022年(令和4年) 5月6日(金)付紙面より

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《ひと》市民の幸せのため誠心誠意

鶴岡市の新副議長
富樫 正毅(とがし まさき)さん

 政務活動費(政活費)問題に絡み前副議長が辞任し、4月27日の市議会臨時会で選出された。市議会公明党代表などを歴任。2005年の新鶴岡市誕生以来、自民党系以外の会派からは初の副議長。就任あいさつで「鶴岡市の発展、市民の幸せのために誠心誠意努める」と意欲を見せた。

 大学卒業後に郷里に戻り、山添郵便局に勤務。勇退する公明党所属市議から後継指名を受け、1999年の旧鶴岡市議選に立候補し、40歳で初当選した。「良くも悪くも癖の強い先輩たちにもまれた」と若手市議時代を振り返り、「自ら考え責任を持って行動することの大切さを学んだ」と話す。

 少子化や若者の流出による人口減少をはじめ、市政の課題は多い。「核家族化や高齢化により、地域で孤立する人が増えてきている。コロナ禍で人と人とのつながりが細くなり断ち切れたりしているのではないか。誰ひとり取り残さない新たな居場所づくりなど、多面的なコミュニティーの在り方と構築を考えたい」と自身が取り組む政策課題を強調する。議長の許可を得て、市議会人口減少・地域活性化対策委員長の職責を継続する。

 政活費問題を巡り、副議長選出の直前まで政治倫理審査会委員長を務め、今後は議長の指示で政活費の「手引き」を見直すワーキングチームの座長に就き、引き続き市議会の政活費問題と向き合う。「市民の負託に応えるため、各自が何のために議員になったのかをしっかり考えないといけない。議員は結果で示さなければならない」。強い口調で語った。

 朝暘三小、鶴岡一中、鶴岡南高、東京理科大理学部卒。読書が趣味で、時代小説のファン。鶴岡出身の藤沢周平氏の作品は読破した。子ども3人は独立し、妻と2人暮らし。鶴岡市若葉町。63歳。

画像(JPEG)



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