2022年(令和4年) 5月13日(金)付紙面より
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世界の女性のワイン専門家が審査する「第16回フェミナリーズ世界ワインコンクール」で、鶴岡市越中山のJA庄内たがわ「月山ワイン山ぶどう研究所」(成澤健所長)が醸造した「ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー2020」と「ソレイユ・ルバン ヴェルデレー2018」が、日本の白ワイン部門で金賞に輝いた。
ワインの本場フランスでトップ5に入る同コンクールは毎年開催。今回は先月6―8日に開かれ、4780銘柄が出品された。女性ソムリエや女性シェフなど約600人が外観や香り、味わいなど計39項目で審査。日本のワイン97銘柄のうち、13銘柄が白ワイン部門の金賞に選ばれた。
同研究所の両銘柄は、それぞれ庄内産の甲州とヴェルデレーを100%使った辛口ワイン。甲州シュール・リーは、フルーティーな香りとキレのある酸味が特長。ヴェルデレーは、柑橘系のフレッシュな香りと味わいが特長で、どちらも魚料理などの和食によく合うという。
成澤所長は「過去に赤ワインの受賞はあったが、白ワインは初めてなので大変うれしい。ぜひ庄内産のブドウの香りと風味を味わってほしい」と話した。
現在、甲州シュール・リーは5000本、ヴェルデレーは1200本を店頭とオンラインショップで販売している。問い合わせは、月山ワイン山ぶどう研究所=電0235(53)2789=へ。