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荘内日報ニュース


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2005年(平成17年) 8月21日(日)付紙面より

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旧酒田短大の土地・建物 所有権移転手続き完了 有料老人ホームへ整備進む

 今年5月の競売で酒田市内の男性が落札した旧酒田短期大学(同市豊里)の土地・建物の所有権移転手続きが終わったことが20日までに分かった。同短大跡地は有料老人ホームへの転用に向け工事が進んでおり、男性と市内の民間会社「シルバーホームコスモス」(齋藤繁光社長)が共同経営することで合意している。荘内日報の取材に対し、男性は「(有料老人ホームは)来年5月ごろのオープンに向けて施設周辺の整備を進めている」と語った。

 同短大は2003年3月、中国人留学生の卒業後に経営が破たんし、閉校状態になった。翌年7月に文部科学省が同短大を運営する学校法人・瑞穂学園に対し、私立学校法の規定に基づき「解散」を命じた。

 土地・建物については債権者が03年4月、地裁酒田支部に競売を申し立てた。3回の競売手続きで買い手が付かなかったが、今年1月の特別売却で、老人ホームの経営などを目的とするシルバーホームコスモスが7500万円で購入を希望し、保証金を支払った。しかし、残金を支払い期限までに納めることができず不調に終わった。

 その後、今年5月に行われた競売で男性が7800万円を提示して落札。男性は保証金約1500万円と残金を期間内に納付。所有権の移転登記も完了した。

 荘内日報の取材に対し、男性は「有料老人ホームは来年5月のオープンを目指している。今は建物内の使えるものとそうでないものを仕分けている状態」と話した。一方、齋藤社長は「細かい点で決まっていないことは多いが、男性と共同経営を進めていく方針は間違いない」と語っている。

有料老人ホームの整備が進む旧酒田短大の校舎
有料老人ホームの整備が進む旧酒田短大の校舎



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