
鶴岡市鳥居町の住宅街に今年1月にオープンした食事処「やさいの荘の家庭料理 菜ぁ」は、店主で有機農家の小野寺美佐子さんが自家栽培した野菜などを使い、昼は日替わり定食、夜は料金に応じたおまかせ料理を提供している。一軒家の落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと「おふくろの味」を楽しむことができる。
小野寺さんは同市福田の自宅を開放し農家の宿「母家(おもや)」を運営し、会員制の野菜宅配なども行っている。「菜ぁ」は、食の安全や食を通じた健康にこだわっている小野寺さんが「自家農産物を使って、バランスのとれた食事を提供したい」と、内川沿いの一軒家を改装し、1年ほどの準備期間を経てオープンした。1階には座敷といす席があり、2階には10~20人ほどのグループでも利用できる部屋や小グループ用の個室がある。また、小野寺さんや仲間が栽培した野菜や手作りジャムなどの加工品を販売するコーナーも併設している。
取材した日の昼定食は「スズキのてんぷら定食」。スズキや春菊、マイタケなどのてんぷらをメーンに、有機栽培した「ひとめぼれ」の炊きたてごはん、スズキのどんがら汁、山東菜の花芽部分のおひたし、新鮮卵焼き、ヤーコンの漬物、そしてソバ粉と豆乳でつくった「ソバ豆腐」の7品。濃厚な味わいの卵焼きやシャキシャキとした食感のお浸しなど、新鮮素材が持つ味を楽しむことができる。小野寺さん自慢のソバ豆腐も素朴な味わいでおいしい。ごはんはおかわり自由で、食欲旺盛な人にもうれしいサービス。小野寺さんは「バランスがとれて、毎日食べても飽きない家庭料理を作り続けていきたい。旬の食材の味を楽しみたい方や、忙しくて食事のバランスに気を配れない方などに気軽に利用してもらえるとうれしい」と話している。![]() |
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| 隠れ家的雰囲気の「菜ぁ」。暖簾が目印 | 1階には座敷スペースといす席、2階は10~20人ほどのグループでも利用できる部屋や小グループ用の個室がある | サイドメニューのあんもち。ほかにきな粉もちや納豆もちなどもある。自家製漬物が添えられている |
(2005年4月掲載)
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