

国道7号を北上、秋田との県境から約40kmに位置する「ハーブワールドAKITA」は、敷地面積約2万m
2に及ぶ「香り」のテーマパーク。冬を除いて季節の花々が咲き誇り、訪れた人を歓迎する。現在はラベンダーが盛りを迎え、辺り一面に芳香を振りまいている。
ハーブワールドAKITAは、農事組合法人・秋田ニューバイオファームが1995年3月、「香りロマン」をキャッチコピーに開設。そばには道の駅にしめ「はまなすの里」や温泉施設「にしめ湯っ娘ランド」などがあり、気軽に楽しめる観光スポットになっている。
園内には、400種もの世界のハーブが植えられたハーブワールドガーデン、ハーブを材料にリースやせっけん作りなどを実践できるハーブクラフト体験工房、200種類余りのハーブ苗をアドバイス付きで購入できるグリーン館、舌でハーブを味わえるレストラン、各種ハーブ商品がそろうショップなどを備え、ハーブを視覚、嗅覚、触覚、味覚で満喫できる。

入園したらまず、ハーブワールドガーデンを訪れてみよう。「眺望の丘」を中心に、花のピラミッドや白バラのトンネル、オールドローズをメーンに30種類のバラが植栽されたローズガーデンなどが配置され、花の散歩道になっている。
ラベンダーは、北海道・富良野で有名な「オカムラサキ」、代表的なイングリッシュラベンダーで紫のじゅうたんを敷き詰めたようになる「ヒデコート」など約20種類が植えられている。ラベンダー摘みは150本で300円(税込み・以下同じ)。ハーブ企画部長の佐藤眞美さんは「今年は花の時期が遅れており、7月いっぱいは花摘みが楽しめる」と話す。ラベンダー以外でも、紫とピンクの花がかわいいペインテッドセージなどの花摘みが可能。ジキタリスの名前で知られるフォックスグローブも今が見ごろだ。

次は館内に戻ってハーブクラフト体験工房へ。「ハーブのリース作り」(40分、700円から)、「ハーブのせっけん作り」(30分、500円)、「ハーブのフレッシュアレンジメント作り」(60分、1500円から、3人以上で要予約)、「ハーブティー作り」(60分~90分、500円から、5人以上で要予約)、「ハーブの寄せ植え」(30分、1300円から)は毎日体験できる。取材に訪れた日も、ラベンダーが咲く時期に毎年のように来ているという鶴岡市の女性2人が熱心にリース作り。「こうしていると、気持ちがゆったりする」と感想。
おなかがすいたらレストラン「チャイブ」へ。オリーブ、クリーム、トマトの3種類のソースと、きのこやシーフード、ベーコンなどさまざまな具材を選べるパスタ、それぞれポーク、ビーフをベースにしたレッドカレー、ブラウンカレー、マイルドなヨーグルトカレー、ほうれん草入りのポパイカレーなど多彩なメニューがそろう。佐藤さんお薦めの一品はラベンダーピラフ(780円)。また、淡い紫色をしたラベンダーソフトクリーム(250円)は、入園者のほとんどが注文するという人気商品だ。
ハーブワールドガーデンで、その朝に摘んだばかりの生のレモンバーム、レモングラス、スペアミント、ペパーミント、レモンバーベナ、アップルミントの計6種類をブレンドしたフレッシュハーブティー(370円)は、ハーブワールドAKITAならではのドリンクメニュー。「生のハーブがあるからできる。ほかには、あまりないはず」と佐藤さん。
お土産を買うならショップで。「香り」に関するあらゆる商品がそろう。店内はハーブティー、入浴剤、お香、精油(エッセンシャルオイル)、アロマキャンドル、せっけんなどのコーナーごとに分かれており、それぞれに関連商品が豊富に展示されている。自社商品コーナーでは、隣接するふるさと産品の加工施設「夢造り工房」で焼き上げたハンドメードのハーブクッキー、同じく「元祖 秋田屋」で製造した秋田名物きりたんぽ、こまちだんご、比内鳥スープなどをサービス価格で販売している。
入園料は、1日パスポートが大人300円、大学・高校生200円、中学・小学生150円。入園回数に応じて各種割引サービス券をプレゼントする1年パスポートが大人500円、大学・高校生300円、中学・小学生150円。障害者は無料。
(2005年7月掲載)
ハーブワールドAKITA
秋田県由利本荘市西目町沼田字新道下490-5 TEL 0184(33)4150
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| 営業時間= | 午前9時30分~午後5時30分 |
| 定休日= | 春分の日~9月30日は無休。
10月1日~11月第1日曜日は毎週水曜日。
11月第1月曜日から翌年の春分の日の前日までは休園。 |
| URL= | http://www.chokai.ne.jp/herb/ |
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