
昨年5月にオープンした鶴岡市藤島地区の産直施設「四季の里・楽々(らら)」では、旧藤島町が交流してきたイタリア・アルチェビア産の本格パスタを品ぞろえ。味にこだわる女性を中心に人気を集めている。
旧藤島町では2003年から、人と環境にやさしいまちづくりを目指すエコタウンプロジェクトを展開。イタリア中部にあるアルチェビア町(マルケ洲)とは有機農業の先進地として民間レベルで交流が始まり、一昨年に友好交流の盟約を交わした。
楽々で取り扱っているのはパスタやトマトソース、レンズ豆など、地元ではあまり目にすることのないイタリアンの本格食材。10数種類がそろうパスタはデュラムセモリナ小麦100%のホワイトパスタのスパゲティ(直径1.6ミリ)やペンネをはじめ、ソースが絡みやすいように表面にすりガラス状の仕上げを施した平べったいリングイネや、ねじれた形のフリッジなど本場を感じさせるものばかり。また、地元の人気料理店でも使われているというオリーブオイルは、国際レベルのコンテストでも入賞している高級品で、担当者も「一度使ったら違いがはっきり分かる」と話すイチ押しの人気商品。
楽々では直売のほかに、地元シェフや県漁協婦人部のメンバーが地元食材を使った料理を指導する料理体験塾を月2回のペースで開き好評。おいしい食べ方の紹介を通し、産直の広がりを図っている。担当する鶴岡市職員の阿部知弘係長は「ほかでは手に入らないものをそろえているので、ぜひ足を運んでみてほしい」と話していた。
(2006年1月掲載)
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