
鶴岡市由良の白山島を望む海岸沿いに店を構えるラーメン居酒屋「みさと」は、自家製みそを使ったラーメンを中心に、「納豆ラーメン」や「スペ“チャ”ルラーメン」など、一風変わったメニューで新風を起こしている。
経営する同地区出身の齋藤仁さん(34)は、長く飲食業に携わり、秋田県で4年間のドライブイン経営を積んだ後に帰省。昨年4月、地元に親しまれる店をと昼はラーメン、夜は居酒屋というスタイルで店をオープンさせた。
自慢の自家製みそは、ブレンドしたみそにビールや野菜、米麹などを入れて3カ月ほど熟成させたもの。基本の「ミソら~めん」(600円)をはじめ、生玉子入りの「ミソ玉ラーメン」(650円)、激辛みそ地獄(レベル1から3まで、各650円)などを展開している。
「札幌や喜多方に次ぐご当地ラーメンをつくりたい」(齋藤さん)と、意欲的な創作メニューも豊富。自家製みそにペーストした納豆を加えた「納豆ラーメン」(680円)は、郷土料理・納豆汁にヒントを得たもの。
また、誰もがその大きさに驚く「スペ“チャ”ルラーメン」は、しょう油ラーメンと切り落としのドでかいチャーシュー2切れが鉄板の上でジュウジュウと音を立てて運ばれてくる。「注文したお客さまの『おおっ』という声がたまらない」と齋藤さん。1日限定3食で値段は930円。
海水浴場近くという土地柄、新潟や秋田ナンバーの観光客も多く、齋藤さんは「もっと味を進化させながらここでしか食べられない味を提供していきたい」と話していた。
(2006年6月掲載)
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